――すごいじゃないですか!
甲斐 今まで受けていた模試は難関国公立向けの模試が多かったから、私にはレベルが高すぎて。でも、この間の模試は今の私の実力に見合ったレベルだったから、それくらい取れたというだけです。
――「ただよび」のオンライン授業を受けてみて、いかがですか?
甲斐 すごい先生方に勉強を教えていただくことも助かっているんですけど、それ以上にメンタル面のサポートをしていただいているなって思います。受験に向けて、どんな心持ちでいないといけないかということも教えていただいています。先生に言われたら、「よし、次の授業までにこの問題を解けるようにしておこう」って思うようになりました。
――一日の勉強時間は?
甲斐 13~14時間です。勉強している自分をスマホでずっと撮影して、怠けないように監視しています。それでも別のスマホをイジっちゃったりすることもあるんですけど、そんな時は「はっ! 自分は見張られてるんだ!」って思うから、すぐにスマホを置いて、勉強に戻ります。
ちょっと眠気が襲ってきたら、筋トレをしながら英単語を覚えるようにしています。そうすると体が熱くなってきて、目が覚めるので。あとは、散歩もしますね。
――慶應義塾大学商学部を受けることを公表しましたよね。どうして慶應・商なんですか?
甲斐 慶応といえば、私大のトップクラスだから、「本気なの?」と言われることもあります。それだけ高い目標だということはわかっています。たった1年の勉強でどうにかなるものではないかもしれません。でも、この企画が遊びじゃないということを示したかったんです。
なぜ商学部なのかというと、商業に興味があるからです。大学に入ってから本格的に勉強してみたいと思いました。それと、法学部とかは偏差値が高すぎて(笑)。
――キャンパスに行ってみたことは?
甲斐 あります! 三田キャンパス(東京・港区)に行ってみました。その日は学生さんがいなかったんですけど、図書館が独特な形をしていて、こんなキャンパスに通ってみたいという気持ちがさらにわいてきました。