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UPDATE|2021/12/30

クロちゃんが“激動の2021年”個人的ベスト3を発表「『水ダウ』引越ドッキリで家賃29万円に」

クロちゃん 撮影/松山勇樹



2・作詞家として大きく咲かせた才能の花

ゆきりん(柏木由紀)が歌うシングル曲の作詞をしたこと。これは長年アイドルファンをやってきた自分にとって、ひとつの到達点ともいえる“事件”でした。その楽曲『ずっと気になるズッキーニ』について、ゆきりんは「クロちゃんの歌詞が悔しいけど本当にいい」とベタ褒めしているんですよね。「どうだ!」って言ってやりたいですよ。

いつもネットでは叩かれまくっている僕ですが、やっぱり見る人が見たら作詞家としての才能を放っておけないんでしょう(笑)。思えばヒャダインさん(前山田健一)や川谷絵音さん(ゲスの極み乙女。/indigo la End)も手放しで絶賛していました! それでも僕の歌詞に難癖をつけてくる人は、自分がヒャダインさんや川谷さんよりも優れた音楽家とでも考えているんですかね?

僕は以前から豆柴の大群のメンバー5人を「娘」だと表現してきました。今回のゆきりんは自ら「私も娘にしてください!」と飛び込んできたわけです。「おかしいなぁ。いつの間にか6人に増えちゃったよ」と困惑しながらも、うれしい気持ちはすごく強いですね。

ファーストサマーウイカちゃんに『らぶ地球』を歌ってもらったときは、番組の企画だったから本人をイメージして歌詞を書けなかったんです。むしろ(松井)珠理奈に歌ってもらうことを想定し、「パンチラインの代わりにパンティーライン」とか少しエッチな歌詞を入れたくらいなので。セクハラだと怒られたら、反論できないですが(笑)。

でも、『ずっと気になるズッキーニ』は明確にゆきりん仕様の歌詞。「私いつも渡り鳥」とか、本人にしっかりハマるような歌詞を真剣に考えて作り上げたんです。秋元(康)先生とは違うアプローチで、僕なりにゆきりんを描き切った。ズバリ言って、これは自信作ですよ。作詞家として一段高いところに登ったなという実感が自分でもあります。来年以降もこの勢いは止められないんじゃないですかね。

AUTHOR

小野田 衛


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