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UPDATE|2021/12/29

『乃木坂工事中』卒コン直前でもハモリ練習 大忘年会で見えた生田絵梨花のプロ意識

アイドル番組定点観測 第149回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第149回となる今回の観測期間は12月21日(火)~12月27日(月)。

【関連写真】秋元真夏、与田祐希らが登壇した東京タワー・乃木坂46仕様の点灯式

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いよいよ2021年も残すところあとわずか。多くのアイドル番組が今年最後の放送を終えました。中でも12月26日(日)放送の『乃木坂工事中』『そこ曲がったら、櫻坂?』(ともにテレビ東京)は、いずれも年内をもってグループを卒業するメンバーの送別企画をオンエア。

2週に渡って生田絵梨花の希望をすべて叶える「大忘年会」を放送した『乃木坂工事中』では、乃木坂46メンバーがゲームやカラオケ大会で大盛り上がり。仮装カラオケなんて恥ずかしかったんじゃないかなと思うのですが、それでもみんなカメラの前で堂々と歌っていたのはリクエストした生田の人柄か、“トップアイドル・乃木坂46”としてのプライドか。地上波連ドラヒロインの山下美月がちょんまげのカツラ&キラキラの衣装で『マツケンサンバII』を歌うなんて、高低差ありすぎです。

そして当の生田はバナナマン・設楽統と『ほっとけないよ』をデュエット歌唱、同・日村勇紀と『Get Wild』をコラボ演奏。ちなみに『ほっとけないよ』について、生田は自身の卒業コンサートが控えているにも関わらず自ら志願しハモリを練習したそう。実際にご覧になった方は分かると思うのですが、生田の卒コンってセットリストがとてつもなくハードでストイックだったじゃないですか。なのに、そこにこの練習まで加えるなんてタフすぎる! さらには突然のリクエストに応え『君の名は希望』の弾き語りまで披露し、最後まで意識の高さを見せてくれた生田絵梨花でした。

AUTHOR

左藤 豊


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