映画『光』が第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、近年でもドラマ『最愛』、『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(ともにTBS)に出演する実力派女優・水崎綾女。そんな彼女が10年ぶりとなる写真集『Ayame』(光文社)をリリースした。今回、久々となる写真集撮影秘話とともに、過去と現在のグラビアに対する想いを聞いた。
(前後編の前編)
【写真】写真集で圧巻ボディを魅せた水崎綾女 撮り下ろしカット【6点】──まずは10年ぶりに写真集を出そうと思ったきっかけから教えてください。水崎 実は前々からオファーをいただいたんですけども、コロナ禍の影響で先延ばしになってしまっていて。声がかかってから完成するまでに多分2年以上は経っていると思います(笑)。
──久々の写真集に向けてボディメイクはしましたか?水崎 はい。10代のときと比べて貧相に見えないように気をつけながらトレーニングしました。昔から応援してくださっているファンの方からがっかりされないよう、ボリューム感だったりお尻のラインは意識したり……。ちなみに、撮影では"艶感"を大切にして撮っていただきました。もうほとんどのシーンで常にオイルは塗っていますね(笑)。
──確かにオイルの塗られた艶感のあるカットが多い印象です。水崎 ずっとオイルを塗っているので、日焼け止めも意味がなくて(笑)。日焼けしやすいので、しっかりと日焼け止めは付けていたのですが、その上からオイルを塗るので肌がこんがり焼けて帰ってきた記憶があります。撮影現場も「オイル足りてる?」が合言葉でした。