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UPDATE|2022/04/11

芸歴15年以上の賞レースG-1で磁石が優勝 賞金300万円獲得、MCのおぼん・こぼんがエール

「G-1グランプリ(ジカタNo.1グランプリ)」

お笑い賞レース「G-1グランプリ(ジカタNo.1グランプリ)」が4月10日、東京・烏山区民会館ホールにて開催され、優勝が磁石(ホリプロコム)に決定した。

【写真】「G-1グランプリ」で優勝した磁石

「G-1グランプリ」は、参加資格が「芸歴15年以上」の新たなお笑い賞レース。エントリー数は177組。準決勝進出者は31組、決勝にはエルシャラカーニ、アモーン、だーりんず、流れ星☆、や団、TOKYOCOOL、なすなかにし、三拍子(準決勝出場順)、磁石(追加決定)の9組が進出した。

決勝の審査員は、準決勝から審査を担当している渡辺正行、宮迫博之、ノッチ(デンジャラス)、伊勢浩二(BOOMER)、長久弦(演出家)。MCはおぼん・こぼんの2人が担当した。

決勝戦はASKAが新たにレコーディングした本大会のテーマ曲『太陽と埃の中で』とともにスタート。オープニングでおぼんは「僕らが『お笑いスター誕生!!』で一流芸能人になったのも芸歴15年くらい。だから優勝してみんな有名になって欲しいし、みんな優勝させてあげたい」とエールを送った。

優勝した磁石は芸歴22年、ホリプロコム所属。決勝へは敗者復活枠の最後の1組としての出場だったが、テンポ感抜群の漫才で積み上げてきた実力を遺憾なく発揮し見事優勝を飾った。優勝の決定の瞬間、2人はこぶしを突き上げ「やった!」と歓喜。ボケの永沢が「ビックリしましたね。まさか敗者復活からだったので」とコメントをしていると、ツッコミの永沢が涙。その意外な姿に決勝メンバーたちは「珍しい」と笑いながらも、温かい拍手を送った。

バツ2で子どものいる佐々木は「子どもにおいしいものを食べさせてあげたい」と涙ながらに語った。審査員の宮迫からは「全員のレベルが非常に高くて素直に笑わせてもらいました。ただ皆さんの成人病が心配です」とコメント。渡辺は「準決勝からネタを変えてきたり、レベルの高い戦いになったと思います。力の入った漫才やコントが見られました」と総評しながら、佐々木の涙につられて涙ぐんだ。

そして、おぼん・こぼんは「磁石の2人が全国で売れるようにがんばっていただきたい」とエール。さらに「来年は出場して300万円獲得したい」とリップサービスし、会場を沸かせた。磁石には優勝賞金300万円と記念のトロフィーを進呈。準優勝の流れ星☆には賞金50万円、3位のだーりんずには賞金30万円、4位のなすなかにし、5位のや団には賞金10万円が進呈された。

また、4月12日(火)から22日(金)まで、G-1オフィシャルYouTubeに1回戦を突破した中から100組のネタ動画をアップ。一番「いいね」が多かったのユニットに100万円が進呈される。なお、本大会のアーカイブ配信は4月17日(日)まで。チケットはカンフェティにて販売中となっている。

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