乙女新党とハローキティが夢のコラボ! 3月21日に東京・サンリオピューロランドにて「劇団乙女新党×:ハローキティ ミュージカル公演 in サンリオピューロランド ~雨とリボンと乙女とハローキティ~」が開催。会場となったフェアリーランドシアターを彼女たちの色で染め上げてみせた。
本公演はメンバーたちにとって初のミュージカル挑戦。口から心臓が飛び出しそうなほどの緊張を感じていたという乙女新党メンバーだったが、数々のライブを通じて鍛えられた度胸はさすが。観客の目から緊張感は感じられず、普段のステージと同様に堂々としたパフォーマンスを繰り広げてみせた。
妖精の森が持つ力で自由に動き回れるようになったハローキティがメンバーたちと遭遇。 ©2016 SANRIO CO.
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そんな演劇としての要素に加え、ミュージカルの要素も満載。リボンを手にするためにメンバーたちは乙女新党の曲を熱唱だ。 それぞれの曲に秘められたテーマをもとに、相原まりが「知恵」のリボン、田尻あやめが「勇気」のリボン、高橋優里花が「笑顔」のリボン、そして緒方真優が「信頼」のリボンを手にいれていった。 https://images.entamenext.com/articles/1000/1756/wysiwyg/1756_ext_04_3.jpg
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高橋がハローキティの手を引き、楽曲パフォーマンスでみんなの「笑顔」を引き出した。 ©2016 SANRIO CO.
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これで4つのリボンが集まり、あとは「友情」のリボンを探すというところで、本来なら5つのリボンを集めなければ咲かないはずの花が開花。この花が人間界への扉を開いてくれるのだが、メンバーたちは5つめのリボンがないことをいぶかしむ。
すると開花した花の中から、其原が落としたぬいぐるみを発見。実はこのぬいぐるみ、病気療養中の長谷川愛里が、「自分のことだと思ってほしい」と其原にプレゼントしたものだったのだ。
そんなぬいぐるみを其原は何よりも大事にしており、だからこそ森の奥深くに分け入ってまで、友情の証であるぬいぐるみを探し出そうとしたのだ。そのぬいぐるみに付いていたリボンこそが、「友情」のリボンだったのである。
4つのリボンが集った時点で、人間界への扉を開いてくれる花が見事に開花した。 ©2016 SANRIO CO.
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花のなかには、其原が休業中の長谷川からもらった大事なハローキティのぬいぐるみ。そこに縫い付けられていた赤いリボンこそが、「友情」のリボンだったのだ。 ©2016 SANRIO CO.
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また、メンバーが誰もセリフを噛まなかった点も強調したい。当たり前のように思えるが、短い準備期間と相当な量のセリフが用意されていたことを考えれば、彼女たちがいかに入念に準備してきたかを示す証拠でもあった。ライブでもミュージカルでも、常に全力投球の姿勢は高く評価されてもいいはずだ。
かくしてハローキティとのコラボを成功させた乙女新党。メンバー間の友情も再確認でき、来るべき長谷川の復帰に向け、そして来るべき新年度に向けて、今回のミュージカルは絶好のスタート地点となったようだ。
©:2016 SANRIO CO., LTD.
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