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UPDATE|2022/06/02

『吉祥寺ルーザーズ』で話題 元HKT48田島芽瑠「オンエアは田中みな実さんの家でさしこちゃんと」

田島芽瑠 撮影/西邑泰和

ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京ほか)で生意気なキャバクラ嬢役を演じ、その演技力に注目が集まっている田島芽瑠。2022年4月3日をもって、約10年間所属していたHKT48を卒業し、福岡から上京。ずっと夢だった女優への道を歩み始めた。初めての連続ドラマ出演、初めての一人暮らし…心機一転新たな生活を送る田島に、今の気持ちを聞いた(前後編の前編)。

【写真】『吉祥寺ルーザーズ』キャバ嬢役で話題・元HKT48田島芽瑠

──ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』、ご出演おめでとうございます。

田島 ありがとうございます。HKT48卒業を決意してからの目標のひとつが「秋元(康)先生の作品に出ること」だったんですけど、まさか卒業後、すぐに出させていただけるなんて思ってもいませんでした。卒業を決めて、ドラマ出演が決まって、卒業公演をして、その翌日の朝に上京して、その日のうちに撮影が始まりました。展開が怒涛すぎて、ずっと足元がふわふわしている状態です。オンエアを見て、やっと実感が生まれてきました。

──卒業の翌日から撮影ってすごいですね。

田島 現場がどんな感じなのか、想像もつかなかったので、さすがに緊張しました。ただ、撮影スタッフの皆さんも共演者の方々も優しいので、日々感謝しています。

──演技力に関しての不安はありませんでしたか?

田島 お芝居は数えられるほどしか経験していないので不安ではありました。撮影前に監督さんと一緒に練習をする機会をいただいて臨んだんですけど、いざ本番が始まってみると、毎日悔しいと感じることの連続です。想像もつかないようなお芝居を濱田マリさんが演じられたり、落ち着きはらった國村隼さんのお芝居を見たりすると勉強になりますし、自分にもいろんな引き出しがほしいなと思いました。

──ドラマや映画を見る時の視点が変わってきませんか?

田島 『泣くな赤鬼』(2019年公開)という映画に出演させていただいたのが、私がお芝居をしてみたいと思うようになったきっかけでした。それ以来、「この主人公はどう思ってセリフを言っているんだろう」とか考えながら見るようになりました。ただ、考えるのと実践するのはまた違いますね。

先日、國村さんから「お芝居はみんなで作り上げるもの。現場で感じたものを、自信を持って返せばいいんだよ」とアドバイスを頂きました。それまでは自分の役をガチガチに固めて臨んだほうがいいのかななんて思っていたんですけど、そこで肩の力が抜けました。

AUTHOR

犬飼 華


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