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UPDATE|2022/06/19

「コンビニの本棚が全部埋め尽くされていた」伝説のグラドル・西田麻衣のデビュー秘話

西田麻衣 撮影/松田勇樹

人懐っこいベビーフェイスと健康的なグラマラスボディーを武器に人気グラビアアイドルとなり、バラエティー番組などでも活躍した“まいぷりん”こと、西田麻衣。33歳となった現在も現役グラドルとして活動し、5月には46作目となるDVD『昼顔』をリリースした。そんな彼女にデビュー時の秘話から、海外ロケの裏話、さらに今よりも豪華だったグラビア撮影事情まで、16年に及ぶグラビア人生を赤裸々に明かしてもらった。
(前後編の前編)

【写真】33歳になっても活躍し続ける西田麻衣 撮り下ろしカット【6点】

──西田さんは2006年に事務所が開催した『水着グラビアオーディション』で3152人の中からグランプリを獲得し、デビューしました。そもそもグラビアについて興味はあったんですか?

西田 京都の田舎出身でグラビアという言葉の意味も知らず、単純に芸能人になれると思って受けました。芸能界自体には興味があって、中学校のときから養成所に通って、ダンスや歌や演技のレッスンを受けてました。今までどんなことでも一番を取ったことがなかったので、グランプリはありがたかったです。

──書類審査の履歴書に下着の写真を送ったと聞きました。

西田 そうなんですよ(笑)。履歴書には水着の写真を貼ってくださいということだったんですけど、水着を持ってなかったので「これでバレへんか」とショッキングピングの下着の写真を送りました。ただ2次審査には水着でのウォーキングがあって「下着やとお尻の部分は透け透けやし、ごまかされへんな」と、しまむらで水着を買いました。

──実際のオーディションでも他の子とは一線を画していたみたいですね。

西田 落ちるのが当たり前と思って受けているので、周りの子が特技を披露する時も何もせず、ただ歩いているだけ(笑)。オーディションの他の子は綺麗な服を着て、お化粧もしっかりして、みんなオシャレな中で、私はでっかいプーさんのバックを抱えてきて、ロゴのTシャツと短パン姿。おまけに美容室で失敗されて、髪の毛はスカスカ。あれで受かったのは本当に感謝です。

──合格理由を事務所の人に聞きましたか?

西田 あとから聞いたら「入ってきたときは田舎臭い子だと思ったけど、磨けば光るんじゃないかなと思って選んだ」と言ってもらいました。グラビアのオーディションなのに、体は蚊に刺されてかきむしった痕だらけだったので、合格した後に「それ、どうにかしようね」と注意されたことを覚えてます(笑)。

AUTHOR

徳重 龍徳


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