FOLLOW US

UPDATE|2022/06/30

祝20周年、ハロー!プロジェクト・キッズが“アイドルも憧れるアイドル”だった理由

ハロー!プロジェクト・キッズ デビュー10周年記念 Berryz工房×℃-ute クロストークBook『Rival ―12少女の10年物語―』(ワニブックス)

今日6月30日は、ハロー!プロジェクト・キッズの合格発表から20年の記念すべき日だ。合格後、Berryz工房と℃-uteとして10年以上アイドルの第一線で活躍、現在は全員ハロー!プロジェクトから卒業しそれぞれの道を歩んでいる。20周年を記念して、彼女たちの魅力やすごさを改めて紐解いていきたい。

【関連写真】鈴木愛理が“幸せ迷子のズタボロ女子”から絶世の美女に

ハロー!プロジェクト・キッズのオーディションが開催されたのは2002年。TBS系列のソルトレイクシティオリンピックのテーマソングにモーニング娘。の『そうだ!We’re ALIVE』が起用され、その年の9月には後藤真希が卒業。また松浦亜弥が『桃色片想い』『Yeah!めっちゃホリディ』『The 美学』をリリースするなど、ハロー!プロジェクトのアイドルたちが一世風靡していた年だ。

このオーディションの応募対象は<都内にレッスンに通える小学生>に限定されていたものの、27,958名の応募者が集まり、『ハロー!モーニング』で発表された最終的な合格者は、清水佐紀、嗣永桃子、徳永千奈美、須藤茉麻、夏焼雅、石村舞波、熊井友理奈、菅谷梨沙子、梅田えりか、矢島舞美、村上愛、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞の15名となった。

合格したメンバーたちはMV・コンサートでのバッグダンサーや、映画『仔犬ダンの物語』への出演など、学業を優先させつつ活動。そんな中、2003年には矢口真里(モーニング娘。)、そして梅田・清水・矢島・嗣永・村上による「ZYX」、田中れいな(モーニング娘。)・夏焼・鈴木の3人で「あぁ!」が結成。両グループとも短い活動期間ながら、『行くZYX! FLY HIGH』や『FIRST KISS』など、今も愛される名曲を残している。

翌2004年、清水・嗣永・徳永・須藤・夏焼・石村(2005年に卒業)・熊井・菅谷の8人によるBerryz工房が誕生し、同年にCDデビュー。2007年にはさいたまスーパーアリーナで単独コンサートを開催し、同会場でライブを行った最年少のアーティストとなった。当時の平均年齢は13.8歳で、この記録はまだ破られていない。Berryz工房に選抜されなかった梅田(2009年卒業)、矢島、村上(2006年脱退)、中島、鈴木、岡井、萩原の7名は℃-uteと名付けられ、2006年にハロプロエッグから有原栞菜(2009年脱退)が合流し、2007年にメジャーデビューした。


RECOMMENDED おすすめの記事