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UPDATE|2022/07/06

中西アルノが熱唱、池田瑛紗は積極的に挙手…乃木坂46の新世代・5期生が冠番組で奮闘中

アイドル番組定点観測 第175回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第175回となる今回の観測期間は6月28日(火)~7月4日(月)。

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かつてシングル『Actually...』でのセンター抜擢が発表された際「その者はかつてない歌声」「発見された新しい可能性」と紹介された、乃木坂46・5期生の中西アルノ。その本領が発揮されたのが7月4日(月)放送『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ)でした。

5期メンバーが昭和&平成のヒットソングを熱唱するこの番組。今回中西が挑んだ楽曲は椎名林檎の『ここでキスして。』。彼女の歌唱力に定評があることはすでに周知の事実ですが、それでも歌い始めた瞬間スタジオの空気が変わったような印象を受けたのは筆者だけでしょうか。MC・オズワルドの2人も普段であればもっと軽妙に語り掛けるのに、中西の歌唱後は呆気にとられたのか「すごいね君、ね」「君、すごいんだね」としか形容できていなかったことが、いかにその歌唱のインパクトが大きかったかを表していたような気がします。

なお番組の裏側を撮った『新・乃木坂スター誕生! 5期生の挑戦』(Hulu)においては、(有料コンテンツなのであまり詳しいことは書けませんが)中西は「物まねみたいにならないように」などこの曲とどう向き合い具体的に何を意識しながら歌ったかを語るシーンも。それを知った上で再度歌唱を聴くというのもまた一つの番組の楽しみ方かなと思います。

AUTHOR

左藤 豊


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