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UPDATE|2022/08/04

夏菜、出産後初のドラマは“異性化した夫”という難役「セリフは育児と同時進行」

ドラマ『個人差あります』(東海テレビ)

夏菜・新川優愛・白洲迅がトリプル主演を務めるドラマ『個人差あります』(東海テレビ)が、8月6日(土)より放送される。今回、夏菜のインタビューと、挿入歌『魔法のアト』でドラマを盛り上げるだけでなく、俳優としても本作に出演するアーティスト・ビッケブランカのコメントが届いた。

【写真】夏菜・新川優愛・白洲迅がトリプル主演を務めるドラマ『個人差あります』

──出産後、約3ヶ月で俳優復帰、どのような毎日ですか?

夏菜 ドラマ期間中は旦那さんと実家の母にかなり助けてもらっています。私は赤ちゃんが起きる朝6時台にミルクをあげて、そのあと仕事に行くのがルーティン。

セリフは育児と同時進行、マルチタスクしている感じがあって、今は赤ちゃんをあやしながら、ひたすら唱えています。(笑)絵本を読んでいるように、耳で覚えるようにループ、ループという方法になりました。覚えは努力です!(笑)

──オファーを受けた感想と役作りについて教えて下さい。

夏菜 男女が入れ替わるというストーリーを聞いて、最初は『らんま1/2』という漫画が頭に浮かびました。実写版、乱馬役の経験があり(2011年ドラマ『らんま1/2』)、性別が入れ替わる役は、実は2度目の経験でした。

また、参考になりそうな報道番組や、映画『リリーのすべて』など、ヒントになりそうな作品もかなり観ました。一時は混乱してしまい、晶は女性に変わりたくて変わったわけではないので…と考えたりもしました。今も監督と話し合い、模索しながら進めています。

──同じ晶を演じる、白洲迅さんとは相談はしましたか?

夏菜 (2人で一役のため)同じシーンにはならないので、お互いすれ違う日にお芝居を見て、近づけています。唯一決めた癖のようなものは、「困ったら眉毛の上を掻く」というポーズ。

ただ、やりすぎてしまうと無理矢理2人を近づけている感じになってしまうので、なるべくナチュラルに入れつつ…、でも、難しいです(笑)。根本的に妻の苑子を愛する気持ちがブレなければ、どっちがどうやっても晶に見えてくるというのは思っています。

──視聴者にメッセージをお願いします。

夏菜 「こうやって生きていいんだよ」というひとつの例として、私たちの姿を観ていただけたらと思います。今はなんでも一括りにできない世の中になっていて、その時代にこれからも私たちは生きていかなくてはいけない。

もっと頭を柔らかくすることも必要だと思ってもらえるような、ドラマになっていると思います。漫画原作で軽いタッチで描きつつも実は、「めっちゃ、深い」と思うドラマで、私も今、まさにそう考えながら演じています。

▽ビッケブランカコメント
キャストとして参加させていただき光栄です。葛藤を抱えている役だったので、自分の中からそれを探してみました。成長させてもらえたなと思います。また挿入歌も担当させていただき、役の中でも歌唱しています。起こるさまざまな変化を「魔法のマエとアト」という見方で書き下ろした曲ですので、ぜひ聴いてもらえたらなと思います。


【あわせて読む】白洲迅と夏菜が二人一役で”夫”役、ドラマ『個人差あります』のメインビジュアル完成

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