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UPDATE|2022/08/09

11年ぶりの出演…えなこら「PPE41」のエモすぎる凱旋劇「TIF」メインステージで魅せた一部始終

「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」のステージに登場したえなこら「PPE41」

8月5日から7日にかけて行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」(以下、TIF)の最終日に、えなこや伊織もえらを筆頭に多数のコスプレイヤーを抱えるタレント事務所・PPエンタープライズ(PPE)が結成したアイドルユニット「PPE41」が出演した。

【写真】TIFのメインステージで熱いステージを繰り広げるPPE41【22点】

メンバーは、えなこ、伊織、篠崎こころ、吉田早希、宮本彩希、つんこ、茉夏、篠原みなみのほか、事務所の社長でもあるよきゅーん氏を含めた9名。この日は、茉夏の代わりに、元「ベイビーレイズJAPAN」の高見奈央がピンチヒッターとしてステージに登場した。

当初はエイプリルフールの“遊び”であり“ネタ”として結成されたユニットだったが、1stシングル『LIE! LIE? PANIC!!』は、ネタのためとは思えないほど豪華なMVで話題に。そして「コスプレイヤーが、アイドルユニットを結成する」という遊び心が業界内外にインパクトを与えたことから、「TIF」の運営の目に留まり今回の出演が決まったそうだ。

「TIF」はフェスだけあって湾岸スタジオを含むお台場・青海の周辺地域の各地にステージが点在するが、この日「PPE41」が出演したのはHOT STAGE。前日には=LOVEや≠ME、最終日は乃木坂46の5期生や日向坂46などが出演するなど、いわゆるアイドルシーンのメインストリームを牽引する人気グループが集うステージだ。

前述した通り「PPE41」はほとんどがコスプレイヤーやグラビアアイドルで構成されているアイドルグループ。現役時代は中野腐女シスターズのメンバーであり、風男塾(※改名前は腐男塾)では部長として活動していたよきゅーん氏や、元「プティパ-petit pas!-」の篠崎に、元「虹色幻想曲 〜プリズム・ファンタジア〜」の篠原。そのほか、自身のラジオから歌手としてデビューし、単独でのライブパフォーマンスなどの経験もあるえなこ、『D4DJ』にて大きなライブに出演したこともあるつんこなど、アイドルやステージ活動もあるメンバーもいるが、現在は歌やダンスといったものとは縁遠いのが実情だ。

しかもグループとしてステージ上でパフォーマンスするのはこの日が初めて。集中的にダンスレッスンにも通っていたそうだが、わずか数ヶ月で「TIF」のメインステージでパフォーマンスをするためには、あまりにも短い時間。そんな厳しい制約のなか、半ばどこまでパフォーマンスを見せてくれるのか心配ではあったが、1曲目でその杞憂は不要だったと気付かされる。

ステージが暗転すると、PPE41の集合写真がステージ中央のモニターに。神々しいOVERTUREが流れるなか、メンバーがステージに登場した。えなこは「みなさんこんにちわPPE41です!よろしくおねがいします!!」と挨拶。盛大な歓声が上がるなか、1曲目は、デビューシングルの『LIE! LIE? PANIC!!』でスタートした。

アイドルポップチューン全開の同曲。時節メンバーのつんこ、高見、篠崎が顔を見合わせながら歌唱する場面も。えなこの「だ・い・す・き」という歌詞から繋がる、全員で歌唱するダイナミックなサビはまさにアイドルそのもので、勢いそのままノンストップで最後まで歌い上げた。

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