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UPDATE|2019/02/27

Berryz工房 熊井友理奈が感じたアイドル卒業後の苦労



──小3から芸能活動を続けていますけど、一般人の生活がうらやましくなることはありませんでしたか?

熊井 バイトは一度やってみたかったですね。レジ打ちのお仕事にずっと憧れていたんですよ。

──レジ打ち? なぜですか?

熊井 小さい頃から、おままごとでレジ打ち係をするのが好きだったから。こんなことを言うと、「仕事をナメるな!」って声が飛んできそうですけど(笑)。

──恋愛禁止、サウナ禁止、運転禁止などアイドルの生活は制約が多いです。そこから解放されてトライしたことはありますか?

熊井 解放と言っても、アイドル時代も特に縛られていたとは感じていなかったからなぁ。タレント・モデルという肩書きになって、急にプールではしゃぐようなこともなかったですし。逆に今は温泉ロケをすることもあって、なんだか不思議な感覚です。アイドル時代だったら、会社が断っていたかもしれないですし。あっ、車の免許は速攻で取りました! 私、車大好きっ子なんですよ。赤ちゃんのときも夜泣きをしていると、両親がドライブして泣き止ませたらしいですし。今、車をドライブするロケとかのお仕事もさせていただいています。

──現在いるハロプロの後輩たちにメッセージはありますか?

熊井 私が思うのは、アイドルっていつまで続けられるか分からない職業ということなんですよ。Berryz工房が結成されたとき、つんく♂さんからも言われましたから。「アイドルの寿命は2年だ」って。もちろん50歳・60歳になってもアイドルをやっている方もいるでしょうし、それはそれで素敵なことだと思うんですけど。

──今はアイドルグループの解散が目立っているのですが、アイドルに寿命ってあると思います?

熊井 アイドルに限らず、すべての職業に終わりがあると思います。働いていれば転職もするだろうし、クビになるかもしれない。それが普通ですよ。生活していたら、やりたいことだって変わっていくじゃないですか。本当に強い意志があれば、ずっと続けることもできるかもしれないですけどね。だから、アイドルをやっているときに自分のやりたいことや活かしたい部分を見つけることは大事かもしれません。それと辞めたからこそ感じるのは、アイドル時代のその瞬間を後悔ないように過ごしてほしいということ。私はいまだに、できることならもう1回さいたまスーパーアリーナのステージに立ちたかったと思うことがあるんです。あのライブの空間って、人生で他に味わえない特別なものですからね。ライブの光景は目に焼きつけておいたほうがいいと思います。


くまい・ゆりな
1993年8月3日生まれ、神奈川県出身。B型。ニックネームは「熊井ちゃん」。2004年から2015年までBerryz工房の一員として活躍。Berryz工房の活動停止後は『王様のブランチ』リポーターやモデルとして活躍中。Berryz工房ベストアルバム『完熟Berryz工房 The Final Completion Box』。無期限活動停止前の2015年1月21日発売。


ハロー!プロジェクトのOGゲストも出演中
「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2019 WINTER」
3月2日(土)長良川国際会議場 (岐阜)
3月2日(土)長良川国際会議場 (岐阜)
3月3日(日)長良川国際会議場 (岐阜)


ハロー!プロジェクト20周年企画回として、辻希美・加護亜依・新垣里沙・道重さゆみ・鞘師里保がゲストで登場
「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019」
幕張メッセ 国際展示場1ホール (千葉)にて開催
3月30日(土)12時開演 Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム
3月30日(土)18時開演 Juice=Juice プレミアム
3月31日(日)11時開演 アンジュルム プレミアム
3月31日(日)16時半開演 モーニング娘。’19 プレミアム
AUTHOR

小野田 衛


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