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UPDATE|2019/02/13

NGT48次世代エース対談「研究生が初めて1つになったあの瞬間を忘れない」

今、NGT48研究生に熱い視線が集まっている。昨年9月に新潟で行われたお披露目ライブには新潟県内外のメディアが駆けつけ大きな話題となった。また、12月24日には研究生公演「PARTYが始まるよ〜研究生の息吹を感じて!〜」をスタートとさせたのも記憶に新しい。そんなNGT48研究生の中でも注目度が高いのが、いち早くチームGの「逆上がり」公演に出演、研究生公演でもセンターを務める諸橋姫向と、ダンス未経験者とは思えないほどパフォーマンス力に定評のある大塚七海の2人だ。2期生の中で一際存在感を放つエース2人に研究生の現状について直撃した。



──それぞれの第一印象から教えてもらえますか?

大塚 やひ(諸橋)はすごく静かな子だなと。オーディションのときも番号が近かったんですけど全然しゃべらなかったんです。NGT48に加入してすぐに研究生全員で「だるまさんがころんだ」をして遊んだんですけど(笑)。そのときも、めっちゃ静かだったので、まだ心は開いてないんだなと感じました。でも、だんだん明るくて、めちゃ弾けていて、良い意味で馬鹿っぽい子だってことが分かってきましたね。

諸橋 本当に人見知りで、初めて会う人には話しかけられないんですよ。慣れないと本性を出せないんです。七海ちゃんは大人っぽくて、頭が良さそうで、キレイで、清潔な方だなというのが第一印象です。

大塚 めっちゃ誉めてくれる(笑)。

諸橋 でも知っていくうちに面白い面も見えてきました。

──諸橋さんが、みんなに心を開くきっかけってあったんですか?

諸橋 合宿ですね。

大塚 そうだね。7月の初めに3泊4日で合宿があって、そこで2期生みんなの仲が深まりました。ずーっとレッスンを頑張っていたんですけど、寝る部屋が全員一緒だったんですよ。それで窓を鏡代わりにして、みんなで夜中まで踊っていたのが大きな思い出です。

──枕投げとかじゃなく、夜中まで自主練ってストイックですね。

大塚 自主練が終わった後、みんなでおしゃべりもして。その合宿で2期生の関係性は変わりました。

──お2人は2期生の中でいち早くチームGの「逆上がり」公演に出演していますが、お互いのパフォーマンスを見て、そういう予感はしていましたか?

諸橋 ありましたね。自分はダンス経験者だったんですけど、七海ちゃんはダンス未経験なのに覚えが早くて、早くから意識する存在でした。

大塚 そんなことないよ~。私からすると、やひは最初からダンスが上手くて、2期生の中では頭1つ抜けていたんです。だから私たちも、やひを見て、いいところを盗もうとしていました。やひが2期生にいてくれたからこそ、みんなのダンスの上達も早かったと思います。分からないことを聞いたら教えてくれるし、「先生」って呼んでました。

諸橋 みんな「やひこ先生」って呼ぶんですよ(笑)。

──自分で踊るのと、人に教えるのでは勝手も違いますよね。

諸橋 ですね。自分が思っていることを上手く伝えられないから、分かりやすく教えるのは難しかったです。

大塚 最初は恥ずかしがってたよね。でも今はダンスで分からないことがあったら、まずはやひに聞くって感じです。

──公演を意識したのはいつぐらいですか?

諸橋 2期生の中から選抜して頂いてチームGの練習に参加していたんです。そのときに、これはチャンスだと思って公演を意識しました。2期生の中で1番目に選ばれたということは本当にうれしかったし、まずは私が最初に2期生のすごさを見せてやろうって思いました。

大塚 先にやひが出演したことで、早く私も出たいって思いましたね。それは他の2期生も同じ気持ちだっただろうし、もっと気を引き締めて頑張ろうって思いました。そしたら、すぐにチャンスを頂けて、しかも同じ「逆上がり」公演だったので、やひにいろいろ教えてもらって、自主練にも多く参加して、いつでも出られるように準備していました。

──「逆上がり」公演に向けてのレッスンで苦労した点は?

諸橋 先輩たちと合わせられるのが当日のリハーサルだけだったので、1人で練習するのが大変でした。覚えても、実際に先輩とやると動線でぶつかってしまうこともあるので、動画を観て考えたり、先輩のダンスを観て真似したり。そういうことをする時間も楽しかったです。

──実際に先輩と合わせてみていかがでしたか?

諸橋 いざ先輩とやってみると緊張で頭が真っ白になってパニックでした。でも分からないところは先輩たちが教えてくれましたし、本番でも「頑張れ」って声をかけてくれて支えになったし、初日はとても楽しかったです。2期生のみんなも「おめでとう」「私もやひみたいに頑張る」って言ってくれて、もっと自分も頑張ろうって思いました。

大塚 私は本番よりもリハーサルが緊張しちゃいました。先輩たちの公演の色を壊さないようにしながら、研究生らしさも出せるようにって、いろいろ考えていたんですけど、ステージに立ってみると純粋に楽しむことができました。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/佐賀章広


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