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UPDATE|2019/02/16

ハロプロが産んだ歌姫・田村芽実 空白の1年に迫るソロインタビュー

田村芽実

必ず、大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる──。そう言い残して、アンジュルム及びハロー!プロジェクトから巣立っていった、圧倒的存在感を放つ少女・田村芽実。そんな彼女が、3月20日にソロ歌手として1stミニアルバム『Sprout』(スプラウト)をリリースする。今回はその発売を記念して、昨年のソロデビューの際に『月刊ENTAME』10月号で収録したインタビューを特別掲載する。



田村 雑誌のインタビューなんて久しぶりだな~。何だかこの感じが懐かしいです。

──アンジュルムを去ってから2年以上経っていますからね。知らない人もいると思うので、卒業した経緯から説明をお願いします。

田村 高校生の年齢になったことが、自分の中ではすごく大きかったんですよね。というのも私は宝塚が大好きなんですけど、宝塚音楽学校って15歳から入れるんですよ。つまり私と同い年の人が毎日、歌やダンス、お芝居などに真剣に取り組んでいて。そのことに焦りを覚えたんですよね。いずれはミュージカルの道に進みたいと思っていたし、だったら決断するのは今しかないなと卒業を決めました。

──アイドルを卒業しても、もともといたアップフロントに残りながらミュージカルの道を目指すという選択肢もあったそうですが。

田村 ありました。だけど、私はそこに甘えたくなかったんです。本当にイチからスタートしたかった。ハロー!プロジェクトの環境は恵まれていて、コンサートなどの活動の他に定期的に関連の舞台に出ることもできるし。だけど私はあえて厳しい道を選ばないと、自分がダメになる気がしたんです。

──そして、女優復帰宣言をしたのが2017年の1月。空白の期間が8カ月近くありましたが、その間は何をしていたんですか?

田村 ひたすらレッスンをしていました。しっかりとした実力をつけたかったので。ボイトレ、ソルフェージュ……。ダンスも今まで踊ってきたジャンルに加えて、バレエスクールで基礎を勉強しようと2つ並行して通っていました。ただ単純に大好きなんですよね、レッスンすることが。先のことは何も決まっていなかったけど、特に不安はなかったんです。それよりは、きちんとした実力をこのタイミングでつけるべきだと思っていました。ミュージカルは実力主義だから、努力は必ず実ると信じていました。

──アイドル時代との違いに戸惑ったりもしましたか?

田村 もちろん違いはありましたけど、アイドルをやっていてよかったなと思いました。私ってミュージカル女優としては、かなり特殊なスタートの仕方をしたかなと。普通はミュージカルに必要な基礎をきちんと勉強するところから始まると思うんですが、私は「歌うことの楽しさ」とか「自分らしい表現」とか、そういったことをアイドルとして吸収した上でミュージカルの基礎を学んだ。この順番が自分には合っていたと思うんです。そもそも私はアイドルになる前、子役で舞台に上がっていたりもしていたんですよ。つまり〝舞台→アイドル→舞台〟の順番でここまで来ているんです。「アイドル活動は回り道しただけじゃないの?」っていう意見もあるかもしれませんけど、私からすると決してそういうことじゃなくて。すべてに意味があったと思っているんです。

CREDIT

取材・文/小野田衛

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