──さて、これまでここ10年の話をしてきましたが、最後は10年後の話で締められると、皆さん10年後のイメージってあります?中江 10年後は31歳ですね。
──まず女子流はやってますかね?山邊 やってたい。
新井 うん、やってたい。
中江 『私がオバさんになっても』とかを歌ってたい(笑)。
庄司 女子流をベースに、それぞれがやりたいことを少しずつ叶えられてたらいいなって思います。例えば(山邊)未夢だったらファッションのブランドを作るとか、友梨だったらお芝居をやるとか。女子流はあるけど、個人としても花を咲かせられたら、すごく輝いている30歳になれるんじゃないかなって思いますね。「なんか4人揃ったらやっぱり最強だよね〜」っていうグループになれたないいなって。
山邊 たしかにそれいいね。1人でも100%の力を出せるけど、4人集まると500%の力が出せるみたいな。
──『ラストロマンス』のリリース時(2018年2月28日)に、新井さんが「ずっと女子流でいられるために頑張る」と語っていたのが印象的です。新井 やっぱり歌が好きで、元々好きになったのはおばあちゃんがきっかけで(※1)、女子流に入れたのも歌がきっかけなので、歌は自分の中では極めたいなって思っています。
──女子流でやっていくことへのこだわりはありますか?新井 女子流でいるからこそいろんなことに挑戦できたりするので、そのこだわりは強いですね。
中江 女子流はホントに人生で大きなことだなって思ってます。女子流がなかったら今も大阪にいましたもん。
新井 私も宮城にいたよ。
山邊 私なんて女子流っていう名前がとれたら、ただの人になっちゃうから。
中江 みんな人なんだけどね(笑)。
山邊 東京女子流の山邊未夢で1つのセットになってるから。女子流じゃなかったら絶対にここまでこれなかったと思うから。ホントこれからも東京女子流に恩を返す気持ちでどんどんやっていけたらすごく良いグループになるんじゃないかなって思ってます。
庄司 私も「おんなじキモチ」です。
中江 あ〜、いいな。そのセリフ、私が言いたかった。
※1 小さい頃、おばあちゃんが童謡とかをたくさん聞かせてくれて、すごく歌を歌わせてくれたんです。それから1人でもホントにうるさいぐらい歌ってたんですよ。小学校の時に後ろの席の男の子に「うるさい!」って言われるぐらい授業中も勝手に歌っちゃってたみたいです。
東京女子流
(写真左から)庄司芽生、新井ひとみ、山邊未夢、中江友梨、の4人組ダンス&ボーカルグループ。2010年に活動を開始し、5月に『キラリ☆』でデビュー。2012年には日本武道館単独公演も開催。
26thシングル『光るよ/Reborn』2月27日(水)発売「見ちゃいけない東京女子流」をテーマに今までの路線から一線を画す両A面シングル。『光るよ』は24thシングル『ラストロマンス』から歌詞を担当しているシンガーソングライターの春ねむりが歌詞を担当、『Reborn』はラッパーのSEAMOが作詞を担当している。