──10年以上に渡って同じ方が音楽プロデュースを担当するって滅多にないことですよね。
Nao☆ 自分たちが、ここまで続けてこられたのはconnieさんの曲あってのことで、そうじゃなかったら自分たちがやりたい音楽にはなってなかっただろうし、もう辞めていたんじゃないかなって話を、たまに3人でするんです。
Megu 初期の頃はNegiccoを応援するような曲が多かったんですけど、私たちが年齢を重ねるにつれて大人っぽい歌詞や曲調になって。ちゃんと私たちを見て曲を作ってくださっているのが伝わってくるんですよね。
──それぞれ今に繋がるターニングポイントを挙げるとしたら?
Nao☆ Perfumeさんが2008年に「GAME」ツアーで新潟に来られたときに挨拶させて頂いたら、Negiccoのことを覚えていてくださっていて、「同じステージに立とうね」って言ってもらえたんです。その言葉があったので、ずっと頑張ってこられたところが大きくて。それで2014年にリリースしたシングル『光のシュプール』でオリコン5位を獲って、Perfumeさんがナビゲーターを務めていた『MUSIC JAPAN』に呼んで頂いたんです。実は、その前身番組の『POP JAM』に『恋するねぎっ娘』で出たことがあるんですけど、『POP JAM』にいたスタッフさんが、『MUSIC JAPAN』も手掛けていて、「やっとNegiccoを呼ぶきっかけができた」って言ってくださった上に、本番ではステージ上であ~ちゃんが「やっと会えたね」って言ってくれたのがうれしかったし、また頑張ろう! って思えました。
──Perfumeも広島のローカルアイドルから始まって、全国区になって。同じ3人組だし、Negiccoにとって大きな目標となる存在ですよね。
Nao☆ 私たちも新潟を拠点に16年間やらせて頂いてますけど、地元の方から「広島といえばPerfume」って言われているのは羨ましかったし、Negiccoも新潟でそういう存在になれたらいいねって気持ちでやってきたので、大きな目標ですね。Perfumeさんも私たちのことを気にしてくださっていて、「Perfume FES!!2015~三人祭~」にも呼んでくださったんです。本当にPerfumeさんあってのNegiccoです。