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UPDATE|2022/09/21

バラエティ番組を撮って審査、斬新手法の佐久間宣行Pアイドルオーディションに注目

アイドル番組定点観測 第186回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第186回となる今回の観測期間は9月13日(火)~9月19日(月)。

【関連写真】過去に佐久間宣行Pが手がけた「青春高校3年C組アイドル部」

筆者が今大きく注目しているコンテンツがありまして、それが「佐久間Pアイドルプロデュースプロジェクト」です。テレビプロデューサー・佐久間宣行の総合プロデュースによる新アイドルグループが発足することとなり、この夏オーディションを開催。すでに最終審査を終え、現在YouTubeチャンネル「NOBROCKドキュメント」にて審査の模様が連日配信されています。

そもそも事の発端は今年春、かつてテレビ東京『青春高校3年C組』(18~21年)の番組内ユニット“青春高校3年C組アイドル部”として活動した元メンバー5人が佐久間にプロデュースを直訴したこと。そこから紆余曲折を経て、気付けば大規模オーディションを行なうほどの一大プロジェクトに発展。最終審査では“アイドル部”元メンバーを含む15人の候補者が「1/自己表現力」「2/バラエティ力」「3/ダンス・歌唱力」「4/ラストスピーチ」の4つの審査に臨みました(9月20日時点で「3」まで配信済み)。

中でもぜひ見ていただきたいのが、佐久間が「普通のオーディションじゃありえないんだけど」と語った『MC東京ホテイソン&審査員オークラ バラエティー番組風の最終審査』(9月13日(火)~16日(金)配信)。候補者のバラエティ力をチェックすべく実際のバラエティ番組を模したスタジオ企画を行なうというもので、ひな壇に並んだ15人がエピソードトークや大喜利などに挑戦したのですが、司会進行役には人気若手芸人・東京ホテイソン、審査員席には放送作家・オークラの姿が。終盤にはちょっとしたドッキリ要素もあったりして、世の中にアイドルオーディションコンテンツは数あれどこんな斬新な審査は初めて見た!

AUTHOR

左藤 豊


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