──横山さんは新しいAKB48を次期総監督(向井地美音)につなげていこうとしていますけど、これからのAKB48グループはどうなればさらに良くなると思いますか?
横山 新しいメンバーにも、言葉にして伝えられることや行動にして教えていけることは、先輩から受け継いできた私たちの代がしっかり伝えていかないといけないかなと思っています。AKB48のファンだった子が新たに加入してきてくれていますが、ゼロから説明しなくてもいいわけではないですし、ちゃんと説明しないと気づけないことが多いので、しっかりとコミュニケーションを取っていきたいと思います。私たちには常識と思えることが、そうじゃないこともあって、だからこそ世代を超えてしっかりと伝えていくとともに、若いメンバーや今の若いファンの方たちが求めているものをつかみながらコミュニケーションを取りたいと思います。
──今回は『AKB48SHOW!』(NHK)の『横山総監督のはんなり相談室』の収録を見学させていただいたのですが、お2人はプライベートのときにはどのような話をしているんですか?
阿部 番組やこの対談と同じことしゃべってますよね?
横山 一緒です。
阿部 普通にご飯食べてても、最終的にはAKB48の話に。
横山 そう、熱い話に。
阿部 AKB48に入ったのが14歳のときからだから、まだ同じことしてる。
横山 10年同じことしてるんですよ(笑)。ずっとAKB48のこと考えてるんですよね。
阿部 古参オタですよね(笑)。
横山 本当にそうですね。ご飯に行って2人で話していることの97%がAKB48のこと。あとの3%がご飯のことかそれ以外のこと(笑)。