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UPDATE|2019/03/06

クロちゃん「ヲタに貴賎なし!可愛い女性ヲタなら許されて、男だと『キモい』のはなぜ?」

バラエティ番組ではドッキリをかけまくられ、ネットではなにかと炎上……、と今一番バズッてる芸人クロちゃんが、大好きな「アイドル文化」について、お題に沿って語ります。今回はアイドルの「ファン」について。



僕はアイドル現場が大好きだけど、具体的に何が楽しいかっていうと、そこにはかなりの割合で「アイドルヲタ」の存在が含まれていると思います。彼ら、彼女らのパワーが独自の熱狂を生んでいるのは間違いないでしょうね。いつも僕は会場後方でメモを取っているけど、実はアイドルだけじゃなくてヲタの人の動きもチェックしているくらいですから。

ヲタってすごいなって本気で感動するのは、たとえば生誕祭のとき。メンバーの誕生日を祝うため、入り口のところで有志が他の観客にサイリウムを配っているわけですよ。「アンコール1曲目のイントロになったら、一斉に点灯させてください」とか言ってね。予期せぬサプライズ演出に号泣するメンバー。「頑張れ~!」と応援する声。高まる会場のボルテージ……もう最高じゃないですか! しかもライブが終わると、人が少なくなった会場では使い終わったサイリウムを回収する有志の姿が。ロックでもスポーツでもお笑いでもいいけど、他ジャンルの応援では絶対にありえないスタイルですよ。本当にすべてが素晴らしすぎる!

ヲタ芸、フリコピ、MIX、ガチ恋口上……。アイドルの応援って、いろんなスタイルがありますよね。あとはモッシュやダイブも場合によっては応援スタイルっていうことになるのかな。このへんは他の人に迷惑がかかるっていうことで禁止されている現場も多いですけど。

僕の場合、アイドルを観始めた頃はAKB48劇場に通ってたんです。あそこは席に座って応援するシステムですから、他のアイドル現場に行ったとき、少なからずカルチャーショックを受けました。だってヲタ芸を夢中でやっている人なんて、必死すぎてアイドルのステージに背中を向けているんだもん。「なんなの?」って思うじゃないですか。一種、異様な光景ですよ。

でも個人的には、そういうのも全然アリだと思う派。楽しみ方は、それぞれ自由であるべきですからね。最近のアイドル現場は女性ヲタも増えてきたから、可愛い子がアイドルに合わせてフリコピしている姿もよく見かけますよね。すごく微笑ましいなって感じます。だけど一方で同じことを男ヲタがやっていると、「キモい!」とか言われるんですよね。そういうの、よくないですよ! 明らかな差別だし、同じ汗をかいているんだから! 「ヲタに貴賎なし」って部分を徹底してほしい!
CREDIT

取材/小野田衛

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