──日向坂46メンバーのいろんな魅力が世に出るきっかけとなった『ひらがな推し』ですが、もうすぐ放送開始から1周年ということで、お2人に思い出を振り返っていただきたいのですが。
宮田 まず、「スナック眞緒」(井口と宮田による企画)開き過ぎ!
高瀬 アハハ! でもめっちゃすごいと思うよ!
──『月刊エンタメ』本誌の昨年9月号で井口眞緒さんと宮田さんにインタビューしたとき「『スナック眞緒』でメディアの方からオファーをいただけたら」とおっしゃっていましたが、それが今や地上波ですからね。
宮田 本当にそうですよね。まさかここまで広がるなんて!
高瀬 うんうん! 「スナック眞緒」もそうだし、そもそも『ひらがな推し』は印象に残っていない回なんてないんですよ。どの回も鮮明に覚えています! それに、愛萌は特に『ひらがな推し』で才能を開花したと思います。
宮田 本当ですか? 私、実はバラエティに苦手意識があって……
高瀬 嘘でしょ!?
宮田 周りの人がアシストしてくれるから上手くやれているように見えるだけで、本当は消極的なんです……。
高瀬 そうなの? でも“ぶりっ子”という武器があるのは強いですよね。何をしようか迷ったときも武器があると戦えるから。
──高瀬さんは以前ブログで「バラエティで素が出せなくて、スタッフさんに相談した」と書かれていましたが。
高瀬 素が出せないのは今も変わっていないんですけど(苦笑)。
──スタッフさんから何かアドバイスはもらいましたか?
高瀬 バラエティで前に出るメンバーと控えめなメンバーって結構分かれているじゃないですか。私は後者だし、後者のメンバーの方が親しかったりするんですよ。でも、それに引っ張られちゃダメだ、と。「高瀬はしゃべれるんだから、もっと前に出た方がいいよ」とは言っていただきました。まぁ、まだまだ自ら発言するのはやっぱり難しいんですけど。
宮田 分かります、自ら前に出て行くのは難しいですよね。そんな中で、私が参考にしているのは丹生明里です。いつもリアクションが大きいじゃないですか。
高瀬 そうだね~!
宮田 だから私もできるだけ大きなリアクションを取ろうとは思っています。……と言っても、丹生明里のアレは“天然”だから真似するのは難しいんですけど(笑)。
高瀬 アハハ! 丹生ちゃんは意識してリアクションしているわけじゃないからね。