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UPDATE|2019/03/11

『ひらがな推し』で日向坂46に浸透する“丹生明里イズム”

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第4回となる今回の観測期間は3月4日(月)~3月10日(日)。



「人はなぜ、丹生ちゃんの心を忘れてしまうんだろう」とは日向坂46・丹生明里のピュアさを評した齊藤京子の名言だが、見聞きするものすべてに興味を示しそれに対し全力で一喜一憂する彼女の真骨頂が光ったのが3月10日(日)放送『ひらがな推し』だった。

「罰ゲームを受けてみたい」と志願し顔面パイを浴び、「いい匂い!」と感触を楽しんだ後自分の顔をモニターで確認して大絶叫。丹生のいちいち大騒ぎする一挙手一投足を見て思わず口元が緩んでしまった視聴者も多いのでは?

もっとも今回に限らず、丹生は常にリアクションが大きい。しかも大きいだけでなく、些細なことでも反応するから番組内では数分おきにオーバーリアクションをしている。そして見る側として、彼女のリアクションは見ていて本当に楽しい気持ちになれるんだよなぁ~。放送回を重ねるごとに丹生のリアクションがカメラに抜かれる回数も増えているような気がするし、それによってサブリミナル効果のように『ひらがな推し』のハッピー度も増幅しているんじゃないかなって思います。

ちなみに、現在発売中の『月刊エンタメ』4月号のインタビューでは宮田愛萌が「私が参考にしているのは丹生明里」「私もできるだけ大きなリアクションを取ろうと思っています」と発言。また3月10日の放送では松田好花が丹生を彷彿させるようなポーズを取る場面も。もし日向坂46の中で“丹生明里イズム”みたいなものが広がりつつあるのであれば、とても素敵な傾向なのでぜひさらに浸透させてほしいですね!
AUTHOR

左藤 豊


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