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UPDATE|2019/03/12

「やなふな伝説は永久に不滅」梁川奈々美 卒業コンサートレポート


メンバー1人ひとりも梁川にメッセージを送る。

「同期でいてくれてありがとう」(段原瑠々)
「器用なのにすごく不器用なところが大好き。この先もやなみんらしく素直に大きく育ってください」(宮崎由加)
「やなみんはただでさえ多くしゃべるのに、私が落ち込んでる時はその2倍話してくれた。カントリー・ガールズに入ってくれてありがとう」(山木梨沙)

メンバーたちがそれぞれに思い出を語り、メッセージを送る中、この日、一際会場の涙(と笑い)を誘ったのはカントリー・ガールズの同期、船木結だった。

他のメンバーが話している間も涙を抑えきれない船木は、トリである自分の番がくると号泣。「やなみんは同期で、よくライバルというふうに例えられるし、やなふなは運命だねって言っていただくけど、仲間とかライバルとか友達とか、そういうどんな言葉にも当てはまらない、私の唯一の存在がやなみんだったと思います」とその特別すぎる関係性を語り、最後は「やなふな伝説は今後も完結しないと思うのでこれからも一緒に競い合ってください」と涙声で締めた。

「こんなに愛されているんだから、ちゃんと自分のことも愛していかなきゃなって、ファンの皆さんやメンバーが気づかせてくれました」梁川がそう語り、ファンに向かって深く頭を下げると、いよいよJuice=Juice、カントリー・ガールズそれぞれのラストソングだ。

Juice=Juiceとして歌う最後の曲は『Good bye & Good luck!』。2月に発売された梁川のラスト参加シングル。強くなれ今よりずっと、君自身が君の味方……代わる代わる歌をつなぐメンバーたち。それは卒業する“妹”に向けての“お姉ちゃん”たちからのエールにも聞こえた。

そしてこの日、最後の曲はカントリー・ガールズの『VIVA!!薔薇色の人生』。2017年の嗣永桃子の卒業ライブで、嗣永を含めたカントリー・ガールズ6人で歌った最後の曲だ。偉大なる先輩を見送ってから1年と9カ月。4人は再び見送る立場となり、1人は見送られる立場となった。だが、この歌が続く間はその立場に差はない。5人のカントリー・ガールズを噛みしめるように歌うその姿は、圧倒的な多幸感に満たされていた。

Juice=Juiceの一員として、カントリー・ガールズの一員として2時間半を超えるライブを走りきった梁川奈々美。最後、11人のメンバーと手をつないだ梁川は、観客席に向かってこの日一番の笑顔を見せた。

彼女ならこの先、どんな困難や荒波があってもきっと大丈夫だろう。その足で歩いて行くその先には、きっと薔薇色の人生が待っているのだから。

Juce=Juice

【アンコール セットリスト】
EN1. 気ままな片想い(梁川奈々美ソロ)
〈MC〉メンバーからのメッセージ
EN2. Good bye & Good luck!(Juice=Juice)
EN3. VIVA!!薔薇色の人生(カントリー・ガールズ)

微炭酸
Juice=Juiceニューシングル
『微炭酸/ポツリと/Good bye & Good luck!』絶賛発売中

Seasons
カントリー・ガールズ ミニアルバム
『Seasons』絶賛発売中

「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019」
幕張メッセ 国際展示場 1ホール (千葉)にて開催
3月30日(土) Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム
3月30日(土) Juice=Juice プレミアム
3月31日(日) アンジュルム プレミアム
3月31日(日) モーニング娘。’19 プレミアム

「Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 〜JuiceFull!!!!!!!〜」
4月27日から開催

「Juice=Juice LIVE 〜宮崎由加 卒業スペシャル〜(仮タイトル)」
6月17日(月) 日本武道館 (東京)

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