FOLLOW US

UPDATE|2022/10/23

ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』清原果耶、満場一致で3万2214人の頂点に、歌って踊れる女優の原点

『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ)公式サイトより

映画にドラマに引っ張りだこの若手実力派女優・清原果耶(きよはらかや)。圧倒的な美しさと透明感があり、“清純派女優”と言えば彼女の姿を思い描く人も少なくないだろう。そんな彼女は今秋、『霊媒探偵・城塚翡翠(じょうづかひすい)』(日本テレビ系)のヒロインに抜擢され注目を集めている。日本テレビ系ドラマでは今回が初主演となるようだ。

【関連写真】女優の福地桃子がゲスト出演、『霊媒探偵・城塚翡翠』第1話場面カット
なぜ彼女の姿は、これほどまでに人々を魅了するのだろうか? 彼女には数々の逸話がある。まず12歳という若さで、「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを受賞。審査員の満場一致で決まり、応募者3万2214人のトップに躍り出たのである。

そして翌年2015年には、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)で早くも女優デビュー。その後も、映画『護られなかった者たちへ』にて第45回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を取るなど、抜群の演技力が高く評価されている。舞台挨拶では、共演者の佐藤健が「20代中盤で、もう主演作品を10本以上やってきているような貫禄」「10代というのが信じられない」と語るほど、既に今後活躍する女優のオーラを放っていたようだ。
彼女の魅力は演技力だけにとどまらない。小学1年生からクラシックバレエ、5年生からダンスや歌を習っていたこともあり、俳優業以外の仕事にも果敢に挑戦している。実際、映画初主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主題歌シングル「今とあの頃の僕ら」でCDデビューを果たすほどの実力を持つ。さらに自身の楽曲「君に見せる景色」でコンテンポラリーダンスを披露したり、第97回全国高校サッカー選手権大会にてMrs. GREEN APPLEの「僕のこと」にのせて踊ったりと、ダンスの才能でも話題になった。ネットでは「演技だけじゃなくダンスもできるの!? 才能の塊だね」「歌声が透き通っていてキレイすぎる」と驚きの声が続出。“才色兼備”とは、まさしく彼女のような人のことを言うのだろう。
また、彼女はストイックな役作りをすることでも有名。例えば大人気の朝ドラ『なつぞら』(NHK)では奥原千遥役を演じたが、ヒロインの行方知れずの妹という設定のため、撮影が始まるまで兄姉を演じる広瀬すずと岡田将生の情報をシャットアウトする徹底ぶりを見せた。一方で、2021年公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』のインタビューでは「私はすごく頑固なので『これだ!』という直感に目覚めると、そこに進みたくなってしまうんです。もっとちゃんと人の話を聞いて、視野を広く柔軟性を持った方がいいなと思っているんです」と自身の課題に向き合う一面も。妥協を許さず、さらなる高みを目指していくようだ。美貌やポテンシャルは言わずもがなだが、決しておごり高ぶらず真面目に努力するまっすぐな性格もまた人々を惹きつける要素なのだろう。
うっとりするほど麗しく、溢れんばかりの才能を持つ清原果耶。今回の作品では、翠色の瞳を持ち“犯人が視える霊媒師”というミステリアスな役どころである。本人も「こういう(女の子らしい)服を着る役はこれまで演じたことがなかったので、新鮮な気持ちです」と語るように、彼女にとって新しい殻を破るきっかけになるのかもしれない。

【あわせて読む】福地桃子がドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』に出演、「独特の“声”が魅力的」と話題に
AUTHOR

上山 龍介


RECOMMENDED おすすめの記事