FOLLOW US

UPDATE|2022/11/07

乃木坂46 林瑠奈、遠回りしても真っ直ぐ突き進んだ初選抜入りへの道

『プラチナムフラッシュ』Vol.16(光文社)

高い歌唱力とパフォーマンスで注目を集める乃木坂46 4期生・林瑠奈。坂道合同オーディションでメディア賞を最多受賞という評価を受けるも、研修生からのスタートとなった彼女がいかにして成長を遂げたのか。素直で真っ直ぐな彼女のアイドル道を紐解く。

【関連写真】林瑠奈も出演した『樋口日奈の卒業セレモニー』ライブ写真

中学1年生の頃、いつも一緒にいた友達のふたりが仲違いし、クラスの女子も2分され、林は板挟みになってしまう。その結果、林はクラスで孤立。そんな時に彼女の心の支えになったのが乃木坂46だった。

2018年夏、林は坂道合同オーディションに応募した。最終審査で「白目になって、レッサーパンダの『ヤスシくん』が動物園から脱走したニュースを中継リポートする」という自己アピールをしたことは有名だが、歌唱審査でミオヤマザキの『芸能界』を選んだことにも驚かされた。『芸能界』は、現代の芸能界に生きる女性をシニカルに描いた曲だ。

坂道合同オーディションでメディア賞を最多受賞という評価を受けるも、研修生からのスタートとなった。林は実力不足を認めたうえで「やってやろう」と決意。研修生ツアーを経て、技術面だけじゃなくて内面も成長できたという。

「人見知りで、話しかけられても上手く答えられないタイプだったけど、自分の中でスイッチを入れてテンションを上げることができるようになって、学校でも明るくなりました」(『月刊エンタメ』2020年9月・10月合併号)

2020年2月に乃木坂46への加入が決まると、研修生を含めてまわりからは「意外」という印象を持たれたが、林の希望が叶った配属だった。

「『期待通り』じゃないほうが、より多くの人に興味を持ってもらえるのかなって」(前同『月刊エンタメ』)

4期生に合流すると、セレクション期間から視線を送り合っていた掛橋沙耶香と「友達」になった。ボカロやアニメといった趣味が一緒で、性格も合ったからだ。ふたりが共通して推している先輩が堀未央奈だった。

「未央奈さんは自分の個性でファンの方を巻き込んで、抗えないくらいの結果で返してくれる。そんな堀さんのストイックさを尊敬してます」(『EX大衆』2021年3月号)


RECOMMENDED おすすめの記事