──では、改めてトリの吉川さんお願いします。
吉川 はい。ときめき▽グリーンの「ひよりん」こと吉川ひよりです。私、ひよりはバラエティー担当をさせていただいております。最近のフリーイベントでは、ライブの前に小ネタを挟むというのをやっていまして、行った土地にちなんだものをやるんです。例えば、お台場のヴィーナスフォートさんだったら、ヴィーナスの格好で登場したりとか、イオンモール京都さんだったら「きょうとう」の格好をして出ていったりだとか。ちょっとひと笑いをいただいてからライブを始めるということをやらせていただいています。
──「きょうとう」は教頭先生のことですか?
吉川 そうです。ジャケットを着て、カツラとメガネを付けて。バインダーも用意していただいて。
──かなり手が込んでますね。リリイベの中で一番力を入れてるのはそこですか?
吉川 そういうわけではないですけど、終わったら肩の荷が降りたという感じはあります。覚えることがたくさんあるので、やりきって笑いが取れたら、「よっしゃー!」からのライブみたいな。
──もともと人を笑わせるのが好きだったんですか?
吉川 好きでした。とき宣に入って、そういうのをやらせていただけるようになったのはここ1年ぐらいなんですけど、その前までは家で培ってきたんです。
小泉 うそー!
──培ってきたというと?
吉川 家で即興ミュージカルをやったりとか。
──それはおひとりで?
吉川 おひとりです。あ、たまに妹を巻き込んだりとか。
藤本 すごい……。
吉川 本当にふざけるのは大好きなんですよ。
小泉 ひよりちゃんは即興力がすごくて、地方遠征の時にキャンペーンで番組に出させていただくことがあるんですけど、その時に即興宣伝ソングを作って歌ったりするんです。
吉川 今、思い出したんですけど、例えばママが家で「ラップ取って」って言ったら私が「YOH YOH」ってラップしながら「ラップ持ってきたよ♪」って持っていったり、そういう積み重ねがあるんです。
──愉快なご家庭ですね。
吉川 家族が笑ってくれたら私も嬉しいし、家族もみんなノリが良いので付き合ってくれるんです。
──ちなみに先ほどおっしゃっていた即興ミュージカルで、よくやっていた演目とかはあるんですか?
吉川 私、『アナと雪の女王』が好きなので、(主人公の)アナとエルサの掛け合いを妹とやったりとか。パンがあったら「そこにパンがあるわー♪」って始めるんです。
坂井 見たい、それ。絶対に面白そう。
──もう何でもミュージカルのネタになるわけですね。さて、ここで皆さんの自己紹介が終わりました。当初の予定ではここまでで5分か10分ぐらいかなと思っていたんですが、もう30分いっちゃってまして。
6人 えー!
吉川 すごい!
辻野 ごめんなさい!
──いや、すごく面白いお話が聞けていて最高なんですが、改めて今回avexさんから心機一転デビューするということで、そのへんのお話もお聞きしたいと思います。みなさんは一度2016年にメジャーデビューされていますが、その時と今回って心境に違いはあるものなんですか?
小泉 結成された当初はメジャーデビューさせていただくことすらも考えてなかったので。
坂井 メジャーデビューが発表された時、ファンの皆さんがすごく喜んでくれていたのに、私たちはなんかすごいことなんだとは思うけど、どういうことか分からなくて。
吉川 なんか聞いたことある言葉なんですけど、どうすごいか分からなかったんです。
坂井 今回はメジャーデビューがどういうことか知っているので、そこが違います。
──なるほど(笑)。
小泉 知識があるかないかの違いだった(笑)。
吉川 あとは、ジュリアが加入して新しくなったとき宣のメジャーデビューなので、そこも違います。