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UPDATE|2019/03/30

「卒業間際に気づいた指原莉乃の本当のすごさ」HKT48田中美久

田中美久 撮影/加藤アラタ


──そういう意味では田中さんの存在も大きくなってきていますよね? 出張公演でも、田中さんがステージにいないときも、MCコーナーではみんな「そういえば、みくりんが……」と、田中さんのネタで盛り上がっていました。あぁ、愛されているなぁ、と。

田中 最近、博多での劇場公演でもそうみたいなんですよ。私が出ていない公演でも、そうやってイジられていると聞いて、全部チェックするようになりました(笑)。

──そのあたりは昨年、日本テレビ系で放送された『HKTBINGO!~夏、お笑いはじめました~』 で、田中さんが「スベリキャラ」として、みんなにイジられたことも関係しているのかもしれません。

田中 たしかに! でも、あのときは真剣にお笑いに挑戦していたので(スベリキャラ扱いは)ショックだったんですよ。自分では面白いと思ってやっているのに、なんでウケないんだろうって(苦笑)。本当に今になってですよ。「あぁ、あれはあれでおいしかったんだな」と理解できるようになったのは。ファンの方も「スベっているみくりんじゃなくちゃ嫌だ!」って言ってくれます(笑)。

──でも、そうやってHKT48の中での立ち位置も徐々に変わっていくんでしょうね。気がついたら、5期生も入ってきて、後輩がものすごく増えました。

田中 それで驚いたのが「坂道AKB」の選抜に入れていただいたんですが、その中で私が一番の先輩だったんですよ! それを知って、自分でもびっくりしました。しっかりしなくちゃいけないなって。

──そのあたりは意識していますか?

田中 やっぱりレッスンやリハーサルのときも、自分のことだけじゃなくて、後輩にも気をくばって、周りもちゃんと見られる人になりたいです。いつかなりたい、というよりも、そういう姿を莉乃ちゃんに見てもらいたい。やっぱり「私がいなくなっても、HKT48のみんなは大丈夫」と安心して卒業してもらいたいんですね、莉乃ちゃんには。それをコンサート本番で感じてもらうのはもちろんですけど、レッスンのときから真剣に取り組む姿を見てもらうことで、コンサートの前から安心してもらいたい。ただ、ちょっと不安なんですよねぇ……。

──なにが不安なんですか?

田中 横浜スタジアムという大きな会場でのコンサートは初めてですし、少し不安です。あっ、でも、1月にF24として博多座公演を経験させていただいたことで、気持ちの面でも大きくなれたかな、という実感はあります。そこは莉乃ちゃんだけでなく、お客さんにも「しっかりしてきたね」って、言ってもらえたらいいですね。
CREDIT

取材・文/小島和宏 撮影/加藤アラタ

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