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UPDATE|2022/11/10

『乃木坂工事中』で伊藤理々杏が迫真芝居、選抜発表では阪口珠美の頼もしい言葉も

アイドル番組定点観測 第193回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第193回となる今回の観測期間は11月1日(火)~11月7日(月)。

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前々週・前週に続いて、『乃木坂工事中』(テレビ東京)11月6日(日)放送回はアドリブ演技力が試されるさまざまな芝居にメンバーが挑戦する「目指せ大女優!乃木ザカデミー賞」。前々週に当コラムでも取り上げましたが、今回も演技巧者揃いの見応えある30分でした。

中でも群を抜いて印象に残ったのが伊藤理々杏と中村麗乃。「恐怖を感じて駆け込んだトイレでドアの上を見上げると…」「ゾンビから逃走中、自分も噛まれていると気付いたら」といったテーマでの迫真の演技はもはやアドリブ芝居とは思えないクオリティで、さながら『ザンビ』(18~19年・坂道シリーズのメンバーが出演したホラードラマ&舞台)を見ているかのよう。

しかも伊藤は「ゾンビから逃走中~」での芝居が長尺すぎてオンエアに収まらなかったため、ノーカット映像を番組公式twitterが公開。2分20秒でも収まりきらないほどの渾身の演技は圧巻でした。これだけやりきればそりゃバナナマンから“伊藤理々杏特別賞”を授与されますよ!

一方、演技巧者もいれば不本意にも“ポンコツ”っぷりを発揮しちゃうメンバーもいまして、その筆頭がキャプテン・秋元真夏だったわけですが、何度も失敗しながらも果敢に再チャレンジし続ける姿は勇気を与えてくれますよね。また、「コミカルごみ箱ぶつかり即興芝居」でうまく演技できず再チャレンジに挑んだ池田瑛紗の勇者っぷりも賞賛されていい。

AUTHOR

左藤 豊


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