──そして、昨年12月のTDCホールのHKT48のコンサートで久しぶりにステージへ戻ってきたわけですが、その日、指原莉乃さんがまさかの卒業発表をしました。
朝長 あのとき、私、すっごく笑っているんですよ。またいつもの冗談だと思って笑っていたんですけど、いつまで経っても「イエーッ!」ってならないから、そこで「あっ、本当なんだ」って。もう呆然としました。予兆がなくて、急にドン! ときたので。
田島 私は何となく卒業発表するんじゃないか、という予感があったんですよ。でも「いや、絶対にないよ」って言い聞かせていたんですけど、アンコール前にハケたときにさしこちゃん(指原)の表情を見て「あっ、このあとに発表するな」と思ったので、ここは撮られると思ってすぐにメイク直ししました(笑)。
朝長 冷静(笑)。すぐ、そういうこと考えるじゃん! もっと動揺してよ(笑)。
田島 だって卒業発表したら、そのときの映像は何度も流れるし、永久に残るでしょ? もう覚悟のメイク直しですよ! それでも発表の瞬間はやっぱり半信半疑で「えっ……」ってなったし、何よりも発表してから卒業までが4カ月しかないことに驚きました。そんなに短いんだって。
──まったくの正反対ですね。ただ、指原さんが卒業することで、HKT48は大きく変わっていくでしょうし、センター経験者の2人への期待も大きくなってくると思います。
田島 私たちって、どういう立場なんだろう? 今、先頭に立って引っ張ってくれているのは(田中)美久や(松岡)はなちゃんで、それを各チームのキャプテンが支えてくれている。そう考えると、私たち2期生はHKT48のために何ができるだろうって考えることもあるんです。
朝長 確かにそうかもしれない。
田島 そういう意味ではR24がスタートしたのは大きいです!