FOLLOW US

UPDATE|2019/04/04

「高橋みなみ卒業コンサートがすべての始まりだった」HKT48 渡部愛加里

渡部愛加里



──横浜スタジアムといえば、高橋みなみさんの卒業コンサートですね。あっ、ということは今回の指原さんの卒業コンサートでは、自分もアイドルになりたい、と心に決めた場所でアイドルとしてステージに立つことになるわけですね。

渡部 そうなんです! なんか運命を感じてしまいます。この記事を読んでくださった方には、私にとって、横浜スタジアムはそういう特別な場所なんですよ、ということを分かっていただいた上で観ていただけるんですよね!? この記事、1人でも多くの方に読んでいただきたいです!

──Not yetがきっかけでアイドルに興味を持って、そのメンバーだった指原さんのHKT48にドラフト生として加入して、昔からやってみたかった「RESET」公演でセンターを務めて……そして、人生を決めた横浜スタジアムに帰ってくる、と。すべて一本の線でつながってきますね。

渡部 私もびっくりしているんですよ! 1月に博多座でやったフレッシュコンサートでも、みんながセンターになるメドレーで、私は『波乗りかき氷』を歌わせていただいたんですけど、自分からリクエストしたわけでもなくて、私が歌うことになったんです。もううれしさが止まらないです!

──まだ中2だというのに、ここまでいろんな運命が、まるで物語のように紡がれているというのは、それだけですごい話です。

渡部 いつか、このエピソードをセットリストにしたソロコンサートをやることが私の夢なんです。ものすごく遠い夢かな、と思っていたんですけど、このあいだ矢作萌夏ちゃんがソロコンをやったじゃないですか? それで決して夢ではないんだなって。

──やっぱり矢作萌夏さんのことは意識しますか?

渡部 同期(ドラフト3期生)の中にあれだけ頑張っている存在がいるっていうことは、すごく誇らしいです。意識するっていうよりも、もう尊敬ですよね。今はどんどんおいていかれちゃっている感覚もあるんですけど、そこは焦らず、自分は自分らしくのびのび頑張ろうって思っています。あまり気負わずに。

──いつかソロコンができる日がやってきて、その会場が横浜スタジアムだったらドラマティックですね。

渡部 えーっ! でも、今回の横浜スタジアムがどこかにつながっていくように頑張りたいし、さっしーさんの卒業でHKT48に注目していただいている今、たくさんの方に私を見つけてもらいたいです!

<指原莉乃との超個人的メモリー>
私は横山由依さんが大好きで、リハーサルのときも気合いを入れるために毎回、横山さんのTシャツを着ているんですけど、それを見たさっしーさんが絶対に「ダサいね」って言うんです(笑)。毎回、必ず言われるので卒業コンサートの日も横山さんのTシャツを着て、最後にこの会話をしようと思います。私は可愛いと思って横山さんのTシャツを着ているので、最後までダサいとは認めません! 思い出という意味では、昨年のTIFです。終わったあとにみんなでバーベキューをして、花火をやって、すごく楽しかったんですけど、今となって思えば、あれがさっしーさんと一緒に出演する最初で最後のTIFだったんだなって。思い出がより深まりました。

わたなべ・あかり
2004年10月18日生まれ、神奈川県出身。A型。152センチ。チームH所属。ドラフト3期生。ニックネームは「あーちゃん」。AKB48矢作萌夏らとのユニットSucheese(すちーず)の一員。2018年に「第3回AKB48グループ ドラフト会議」において、HKT48・チームHに第1巡目で指名される。4月10日発売の12thシングル『意志』にて初選抜となる。


HKT48 12th Single
『意志』4月10日(水)発売
CREDIT

取材・文/小島和宏 撮影/佐賀章広


RECOMMENDED おすすめの記事

RELATED 関連する記事