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UPDATE|2019/04/09

「NMB48を卒業して“ゴールはないんだ”と気づいた」渡辺美優紀 復活インタビュー

渡辺美優紀



──約2年の充電期間はいろいろなことがあったと聞いていますが、復活ライブが成功したことで、「2年間我慢して乗り越えて良かった」と感じたのでは?

渡辺 う~ん……、“我慢”という言葉とはちょっとニュアンスが違っていて。その期間があったからこそ今の私があるんですよね。その2年間がなかったら、私は今ライブ活動をしていなかったと思うんです。休んでいる期間にいろいろ考えたり模索した結果ここにたどり着くことができたので、すべては運命だったのかなって思いますね。

──模索した結果、渡辺さんの中で何か発見や心境の変化があったのでしょうか?

渡辺 グループ時代は自分の将来がふわっとしていて、「何がゴールなんだろう?」って思っていたんですよ。でも今は「ゴールはないんだ」と思うようになったんです。そして、今の自分をこのまま続けることが目標というか私の生きがいだと思っています。

──“渡辺美優紀”をこれからもずっと続けていく、と。

渡辺 はい。ファンの方にとって変わらない存在でいたいからライブ活動は続けていきたいし、それが自分の役目かな、って。ただ、それに対して今“めっちゃ意気込んでいる”という感じではないんですよね。ずっと続いていくものだからこそ、無理をせず、自分のペースで続けていこうと思っています。

──今の言葉を聞いて、2年間を経たことで肩の力が抜けて、どんどん自然体に近付いているような印象を受けました。

渡辺 そうなんです! 無理をしないから毎日が楽しいし、さっき言ったように今のペースって本当に「ちょうどいい」んですよね(笑)。

CREDIT

取材・文/左藤 豊 撮影/武田敏将


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