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UPDATE|2019/04/08

『日向坂で会いましょう』 日向坂46が「ひらがなけやき」から開放された瞬間

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第8回となる今回の観測期間は4月1日(月)~4月7日(日)。



ひらがなけやきって、劣等感の塊だったと思うんです。もともと個々としてはそんなもの無縁だったかもしれないが、時代の寵児だった欅坂46のアンダーなのか何なのかよく分からない宙ぶらりんな状態が結成以来ずっと続き、比較され、否が応でも劣等感は植え付けられたと思う(特に1期生は)。

しかし、4月7日(日)からスタートした新番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京。前週まで1年間に渡り放送されていた『ひらがな推し』の流れを汲む)を見て、ひらがなけやきは日向坂46へと生まれ変わり、ようやくその劣等感から解放されたのかなと感じた。

いやだって、昔あんなに頑張って取り組んでた芸を高瀬愛奈が「ムリヤリ大道芸習得事件」ってギャグにしちゃったんですよ? あの頃のこと、イジっていいんだ!? 個人的にそれはめちゃめちゃ衝撃でした。

大道芸に限らず、握手会に全然人が来なかった話も、2期生募集を知って楽屋に立てこもった話も、少し前なら絶対あんなに明るく笑い飛ばせなかったと思うのだ。実は約1年前、取材で直接某1期生メンバーから立てこもり事件の話を聞いたことがあるんだけど、そのときはまだ笑い話には昇華できていなかったから。

グループ名が変わりシングルデビューも果たし、自尊心も高まったのだろう。過去のことをこうして笑って話せる日がついに来たんだと思うと、とても感慨深い『日向坂で会いましょう』初回でした。バラエティとしても面白かったけど、ひらがなけやき結成当初から応援しており当時の彼女たちの苦労を知っているファンにとっては笑いだけでなく感動もひとしおだったはず!

さてここからは駆け足で。
AUTHOR

左藤 豊

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