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UPDATE|2019/04/13

少年院出身アイドル・戦慄かなのの世界一可愛い妹に聞く「壮絶な過去」アナザーストーリー

頓知気さきな 撮影/佐賀章広



──お姉ちゃんが道を踏み外していた時期、妹サイドからはどう映っていたんですか?

頓知気 その頃はまだ中3でヘラヘラ笑いながら生きていた時期なので、特に深くは考えなかったですね。少年院に入ったときも「そういえば最近はあんまり帰ってこないな~」くらいに思っていたところ、お母さんから少年院に入ったことを聞かされた感じでしたし。そのときも「ふ~ん、帰ってこないんだ」くらいの感想で。正直、少年院がどういうものかあまりよくわかっていなかったです。ここでも「姉は姉、私は私」という考えだったから、自分的にはあまり関係なかったかな。多少は迷惑だって感じたかもしれないけど(笑)。

──この距離感が絶妙です(笑)。

頓知気 いや、だって捕まったことだって自業自得じゃないですか。お姉ちゃんが捕まった理由(※JK下着転売ビジネスを仕切っていた)に関しても、私、メディアの報道で知ったくらいなんですよ。たいして興味がなかったし、家の中で「少年院」という言葉を発するとお母さんが怒るんです。うちではNGワードなんですよね。

──いろんな媒体で「自立したい」とコメントしていますね。

頓知気 お姉ちゃんと私って本当にめちゃくちゃ仲がいいんです。だけど性格が合うか合わないかで言ったら、合わないと思うんですよね。

──ん? どういうことですか?

頓知気 たとえばシーンとしているリビングで、急に2人が同じタイミングで歌い出したりするんです。打ち合わせをしたわけでもないのに、同じ曲を同じフレーズから口ずさみ始めて。これは理屈じゃないんですよ。もう共鳴しているんです。会話のノリとかもまったく同じだし、誰に見せるわけでもないアドリブのコントを家で延々とやったりするし。それくらい普段から仲はいいんです。

──素晴らしい姉妹愛ですよ。

頓知気 だけど結局、ポジティブとネガティブじゃないですか。それに加えてお姉ちゃんは超せっかちだけど、私は超のろまだから、そこでもぶつかりますね。私の行動がいちいちノロノロ遅いということで、お姉ちゃんはイライラするらしいんです。それでお姉ちゃんが急かすと、それに対して私もイライラしちゃったり……。

──あぁ、性格が違うからこそですね。

頓知気 お姉ちゃんは私の保護者という気分でいるんですよね。世間一般でいう母親と一緒ですよ。で、なおかつ私の運営でもありマネージャーでもある。さらに今はお母さんから離れて2人で暮らしているから、世帯主でもある。仕事でも家庭でも、立場は常にお姉ちゃんが上。お姉ちゃんは性格がキツめだし、むちゃくちゃせっかちだし、頭が常にフル回転しているような人ですからね。常にその調子で上から言われると、苦しいなって思うこともありまよ。それで私が「うぅ……」ってなっていると、「なんでちゃんとやらないの!」ってまた責めてくるんです。

──理詰めで攻撃されそうです。

頓知気 そうなんですよ。口喧嘩は強いなんていうものじゃないです。言葉を挟む隙を一切与えないですから。だから途中からは私も話を聞かないようにしています(笑)。母と姉と私でいるとしますよね。女3人の中で、母が強い局面もあるんです。主に怒っているときがそうなんですけど。でも、そうじゃないときは基本的に姉が主導権を握っている感じ。私は強い2人に挟まれている立場です。

──はぁ……。緩衝材的な役回りになるんですかね。

頓知気 でもお母さんからは独立して、今はお姉ちゃんと2人で暮らせていますからね。お母さんからは仕送りとかももらっていないですし。だから残るはお姉ちゃんからの独立という話になるんだけど……これに関しては、道のりはまだ遠いかもしれない(笑)。

CREDIT

文/小野田衛 撮影/佐賀章広

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