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UPDATE|2019/04/18

シューティングを超えるアイドル「ハロプロ2.0」BEYOOOOONDSインタビュー(3)

左から里吉うたの、平井美葉、小林萌花

いよいよ本格的に動き出したハロプロの隠し玉・BEYOOOOONDS。「“CHICA#TETSU”“雨ノ森 川海”、そして “一芸に秀でたメンバー”という個々でも活動する3グループの合体形として、形を変幻自在にビヨーンびよーんと変貌させるような、これまでにない新しいアイドルの形を目指していく」という一度聞いただけでは頭の中に「?」が3つぐらい浮かぶコンセプトを持つ彼女たち。その謎を解き明かすべく3日連続でインタビューをお届け。3日目は一芸に秀でた3人!


インタビュー前にまずはBEYOOOOONDSについておさらい(ご存知の方は読み飛ばしちゃってください!)。2018年に結成された、ハロー!プロジェクト所属の新ユニット。CHICA#TETSU (チカ#テツ)と雨ノ森 川海 (あめのもり かわうみ)という2つのユニットに、今回登場してくれた平井美葉(ひらい・みよ)小林萌花(こばやし・ほのか)里吉うたの(さとよし・うたの)の3名を加えた合体グループが「BEYOOOOONDS」となる。形を変幻自在にビヨーンびよーんと変貌させるスライムのようなグループを目指し、12人の個性豊かなメンバーが日々奮闘中。
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──そもそも、3人はなぜアイドルになろうと思ったんですか?

平井 もともと姉がモーニング娘。さんを好きだったんですよ。それで小田さくらさんが加入したばかりの頃、MVとかを一緒に観るようになって。

──それが何歳くらいのときですか?

平井 中1くらいですね。何て言うのかな……。自分としてはアイドルを好きになった感覚はなかったんです。表現者として認識していました。曲がカッコよかったし、フォーメーションダンスも新鮮だったし。そこからメンバー1人ひとりの性格を知って、どんどんと好きになっていくうちに、ハロプロそのものが好きになったんです。ハロプロのオーディションを受けたのは、今回の「“ONLY YOU”オーディション」が3回目になります。(編集部注※「“ONLY YOU”オーディション」とは、BEYOOOOONDSのメンバーを選出するにあたり2018年に行われたオーディション。従来とは異なり、歌やダンスだけに重きを置かず、「誰にも負けない特技がある」「これだけは人に自慢できる」といった項目を重視したオーディションだった)

──ハロプロ以外のアイドルは受けようと思わなかったんですか?

平井 アイドルではないですが、高1のときに宝塚(音楽学校)を受けました。好きなんですよね。

──いきなり逸材の香りがプンプン漂いますね。フォーメーションダンスに惹かれたとおっしゃっていましたが、平井さん自身ダンスの経験は?

平井 4歳からクラシックバレエを14年くらいやっていました。でも、フォーメーションダンスに惹かれたのは、ダンス経験があったからというわけでもないんです。

──どういうことですか?

平井 フォーメーションダンスは全体が綺麗に揃っているので、ハイクオリティーな作品のような芸術性を感じたんです。だからこそ、他のアイドルグループという選択は私の中にはなくて。表現者としてほかのアイドルよりも芸術的だと感じたハロプロで、かっこいいアイドルになりたいと思ったんです。

──パフォーマンスに対する意識がすでに高すぎてすごいですね。

CREDIT

取材/小野田衛 撮影/市村円香


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