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UPDATE|2019/05/05

「いつだって最高の熱量を放つために」モーニング娘。石田亜佑美インタビュー

撮影/市村円香



──石田さんにとって10期の仲間はどういう存在ですか?

石田 ファンの方に言われるんですけど、デビューしたての頃の私って「ずいぶん負けず嫌いなメンバーが入ったな」みたいな印象だったらしくて。でも、それ自体は悪くなかったと思っています。だってモーニング娘。は一度オーディションに落ちた人たちよって始まった“リベンジのグループ”ですから。ガツガツした気持ちは大事じゃないですか。10期は私以外も負けず嫌いなメンバーが揃っていたから、張り合うことができたんですよね。9期さんは個々でそれぞれが頑張る集団。12期も4人それぞれが自分をアピールするイメージ。だけど10期はバチバチ火花を散らしていて、それが私にとってはよかったと思うんです。入ったときの私は14歳だから、22歳の今とは性格も違うんですけど。

──今は人間的に丸くなった?

石田 そうですね。負けず嫌いなところは相変わらずあるけど、それを出す方法が変わってきたんだと思う。 期が一番下だったときは、何か自分からアクションを起こさないと埋もれるだけだったんですよ。だから石田亜佑美という存在をどうやってアピールするか、そればかり考えていました。今はそんなことよりもグループ全体がどう見られるかが重要。「自分はグループの中でどういう役回りをするべきか?」とか「これはグループのためになるのかな?」とか、そういった発想なんです。

──「私が! 私が!」という感じ ではなくなったんですね。

石田 それは年齢的に大人になったということもあるかもだけど、活動するうちにモーニング娘。というグループがさらにどんどん好きになっていったという部分が大きいんです。人間って好きなことのためなら自然と一生懸命になれますので。

──これまでメンバーが卒業してい きましたが、そこで石田さん自身が変わったことはありますか?

石田 もちろんです。それぞれにありますね。道重さんからはグループへの愛を学びました。グループのために尽くす精神ですよね。鞘師(里保)さんとはダンスでタッグを組むことが多かったけど、卒業するときに「私1人で目立つことができるのかな?」って自分と向き合って葛藤することになりましたし。

──その葛藤の結論は?

石田 「私はイケる!」と、そう思えるようになりました。自信があるかどうかって、やっぱり自然と表に出てくるものなんですよ。ダンスって、その人の考えが出ちゃうものだから。「いや〜、自信ないですけど……」みたいな気持ちで踊っていたら、オドオドした動きと表情になって、客席からはすごくみっともなく観えるものなので。だって冷静な話、石田亜佑美がどこで一番目立てるかといったら、それはダンスしかないんです。そのダンスで遠慮なんかしていたら、そもそも私なんてグループに必要ないということになる。自分のダンスを好きと言ってあげないと、可哀想ですよ。私のダンスが可哀想。だって私のダンスは一生懸命頑張っているんですから。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/市村円香

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