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UPDATE|2022/12/13

吉田麻也がクロアチア戦後の涙の真相を語る「泣かずに行こうと思っていたが無理だった」

(C)AbemaTV,Inc.

FIFAワールドカップの特別番組『FIFA ワールドカップ64~吉田麻也にやべっち迫る!クロアチア戦後の涙の真相~』が、12月11日(日)25時より放送された。

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「FIFA ワールドカップ カタール 2022」を全64試合無料生中継する「ABEMA」では、日本のグループステージ突破をかけた第3戦目となるスペイン戦が行われた12月2日(金)の「ABEMA」の1日の視聴者数が1,700万を突破し、開局史上最高数を記録するなど、大会期間中に大きな注目を集めた。

番組では、激闘を終えて帰国したばかりの日本代表キャプテン・吉田麻也選手と、「ABEMA・テレビ朝日 FIFA ワールドカップキャスター」のナインティナイン・矢部浩之によるスペシャル対談を放送。

FIFA ワールドカップ開幕前の8月14日(日)に放送した『FIFA ワールドカップ 64~やべっち×吉田麻也 SP 対談!~』における矢部との対談にて、サッカーボールに「全笑」という誓いを記し、「最後笑って終われるようにしたい」という意気込みを語っていた吉田選手。全ての試合を終えて再び矢部との対談に臨むと「今回は泣かずに行こうと思ってたんですけど、やっぱり無理ですね…」と笑顔を見せながら激闘を振り返った。

史上初のベスト8進出をかけて臨んだ決勝トーナメント1回戦・日本VSクロアチアでは、PK戦で惜しくも敗れた日本代表。試合終了後のピッチ上で、愛娘たちを前に流した涙の訳を聞かれた吉田選手は「それまではキャプテンとして、吉田麻也という選手としてのプロテクターがあったけど、プライベートで家族といると父親になるし、素の自分になる。だから娘が目の前に来た瞬間に、そのプロテクターがガーッと崩れちゃった感じです」と告白。

さまざまな思いを背負って戦い抜いた一人の選手から父親へと移り変わった、知られざる心境を明かした。矢部は「お子さんの前では、ディフェンスできないですね」と語りかけ、普段見ることのできない吉田選手の父親としての一面を引き出した。

日本のグループステージ第1戦目となったドイツ戦の直前、吉田選手はキャプテンとして「ドイツは俺らに負けるなんて1ミリも思ってないぞ。歴史変えてきたやつは勇気を持って、前進してきたやつだけだからな。今日俺たちが歴史を変えよう」と、円陣を組みながらチームに熱い言葉をかけた。

綿密に練られたような心震わす言葉に感心した矢部に「考えたでしょ?」と聞かれた吉田選手は、照れた表情を浮かべながらも「結構長く考えてたんです。どうやったらグッと(気持ちを)持ち上げていけるのか」と素直に告白。選手たちのインタビューなどを読みながら、キーワードや言いたいことを考えていると明かした。

さらに今回のキーワードとして“歴史を変える”という言葉を選んだ吉田選手は、「歴史を変えるってどういう人だろう…坂本龍馬とか…勇気をもって何かにチャレンジした人じゃないかな」という思考のプロセスを語り、歴史上の偉人と照らし合わせながら「試合前に『ドイツとスペインに勝つ』って言ってたら、みんな相手してくれなかったと思う」という率直な思いも告白。その上で、「そこに勇気をもってチャレンジしたことに価値があるのでは」と、今大会に挑むにあたっての覚悟を語った。

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