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UPDATE|2019/05/02

松村香織ラストインタビュー「SKE48で1番嬉しかった瞬間と悔しかった瞬間」

松村香織



──松村さんがくすぶっていた時代からの転機になったのは、Google+の配信でしょうか?

松村 そうですね。Google+というツールをもらったことによって、自由が手に入ったという感じでした。こういうのは、やったもん勝ちじゃないですか。Google+以前は、ホントに大変でしたよ。

──どうしてですか?

松村 当時、モバイルメールを1日に20通くらい送ってたら、送りすぎだったみたいで(笑)、1日5通までっていうルールができちゃったんですよ、私のせいで(笑)。今はそんなルールないんですけどね。せっかく手に入れたツールだったのに悔しいって思っていたところにGoogle+ができたんです。

──そんなことがあったんですね。仕事があまりなくて辛い中、SKE48で踏ん張ろうと思った理由は?


松村 私にも意地があるし、何も残せてないのに辞めるのもなぁって。(斉藤)真木子とかが研究生から正規メンバーへ昇格したときと、後輩に新しく6期生が入ってきたときは、まだ研究生という自分の立場に焦ったけど、その頃の研究生公演は充実していたし……。

──本当に心が折れたときはありましたか?

松村 新しくチームEができたときかな。真木子たちが選抜から研究生に降格してきて、後輩である4期生が昇格したときは心が折れていたかも。

──でも辞めませんでした。

松村 ファンの方から手紙や、握手会で頑張ろうって言葉をもらったからですね。本当にファンのみなさんのおかげです。

──SKE48で、1番の思い出を1つあげるとしたら何でしょう?

松村 難しいなぁ。この間の卒業コンサート(2月5日・出身地埼玉県の大宮ソニックシティで開催)も大切な思い出だけど、やっぱりソロシングル『マツムラブ』を販売した日かな? ナゴヤドームの駐車場で、めちゃくちゃ雨の中で売ったのが1番の思い出です。1000枚限定発売だったけど、たくさんの人が来てくれて、すごくうれしかったです。平日だったから徹夜をしてまで来てくれた人もいて。

──加入当初の下積時代を考えると、ソロデビューに卒業コンサートと、どんどん活躍の幅を広げていてすごいですよね。

松村 そうなんです、めちゃくちゃハッピーです! ファンの方たちも「卒コンをできるまでなれたことは十分幸せなことだね」って言ってくれていて。卒業曲をもらえたこと、自分の名前がついたコンサートをやらせてもらえたことがすごくありがたいなって思います。今まで3期生で卒コンをしたメンバーはいなかったし、本当にうれしいです。

──Google+で秋元(康)さんに見つけてもらったことも大きいのでは?(2012年、秋元康氏がGoogle+で、松村という名のスタッフ向けにつぶやいた投稿に、松村香織が即座に反応し、一躍知名度を上げた)

松村 そうですね。Google+というツールが、すごく自分に合っていたなって思います。もし今の時代にSKE48に入ったとしたら、ツイッター、インスタグラム、SHOWROOM……と配信するものがありすぎて無理だったと思う。きっと裏アカを作っていただろうし(笑)。ガラケー時代でよかったなってホントに思いますよ(笑)。今の子たちは加入したと同時にSHOWROOM配信できる場がもらえたりして、すごく恵まれていると思うけど、その分、競争社会の大変さがあるなって思う。というか、もし今の時代に私がオーディションを受けても、入るの難しそう(笑)。

CREDIT

取材・文/林将勝 撮影/松山勇樹

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