20011年に11歳でSKE48に加入した江籠裕奈。「天使」「みんなの妹」そんなフレーズと一緒に親しまれてきた彼女も今年の3月で19歳になった。キャリアも7年を超え、ただ楽しさだけではなく悔しさも辛さも味わい今、大きな成長を遂げようとしている彼女のインタビューを『月刊エンタメ』掲載のグラビアカットともにお届けする。
──最近の調子はいかがですか?
江籠 去年はいろいろあったけど、吹っ切れて楽しくやってます。
──いろいろとは?
江籠 それこそSKE48の活動について悩んだりしていて。小学生から始めて8年目なんです けど、ただSKE48が好きって気持ちだけでまっすぐやってきたことが、合っていたのかなっ て。
──その悩みは誰かに相談したんですか?
江籠 悩みを話せなくて抱え込むタイプなんです。唯一ちゅり(高柳明音)さんにだけ聞い てもらっていたんですけど、ある時、ちゅりさんから「味方になってくれる人は絶対に他にもいるから」って言われたんです。それを最初に聞いた時は、ちゅりさんから突き放されたなって思ってしまって。負担になってるだろうなというのは感じていたから。
──それは大変なことになりましたね。
江籠 でも、それがきっかけでいろんな人の話を聞こうって思ったんです。最初におじゅり(松井珠理奈)さんに「今度、ご飯に行きませんか?」って
──いきなり1期生の大先輩を誘った!
江籠 他にも(須田)亜香里さんや(斉藤)真木子さんとか、(内山)命さんとか(松村) 香織さんとか。最初はめっちゃ怖かったですよ。自分の考えを人に話すのって勇気がいるし、信じて大丈夫かなって。
──話した結果はどうでした?
江籠 自分にはこんなに味方がいるんだなと知りました。あとはいろんな考え方があるんだ なって。自分の中で一番大きかったのは亜香里さんの「続けていたら絶対にいいことあ るよ」って。すごく説得力があって、もうちょっと頑張ろうって気持ちになりました。
──良かったです!
江籠 それと昨年の大晦日に劇場のカウントダウン公演に初めて出たんです。嫌なことも悲しいことも全部置いて、2019年は楽しく行こうって決めて、そこで吹っ切れたのもあ りましたね。
──高柳さんの言葉から状況がどんどん変わっていきましたね。
江籠 この前ちゅりさんに「最近楽しいですよ、私」って伝えたら、「よかったね!」って言ってくれました。すごくうれしくて泣きました。