昨年11月、ハロー!プロジェクトのアンジュルムに新たなメンバーが加入した。太田遥香(おおたはるか)と伊勢鈴蘭(いせれいら)。太田はハロプロ研修生北海道出身、伊勢は一般オーディションからの合格と正反対のキャリアを持つ2人。まだまだ謎に包まれている部分が多い2人のパーソナルにインタビューで迫る。
──今はまだ2人のことを知らない人が多いと思います。それぞれアイドルを目指すようになったきっかけから教えてください。
太田 私はもともと小さい頃からアイドルになることが夢で……。
──「アイドルになる」のが夢になったのはなぜ? きっかけは?
太田 え〜、そんなこと考えたこともなかったです。でも、一番最初はアニメの『プリキュア』だったかもしれない。親によると、当時の私はプリキュアのエンディング曲を真似しながら歌って踊っていたらしいんですよ。たぶんそれが幼稚園くらいの頃だと思います。あと、うちはお母さんがモーニング娘。さんのDVDを観ることが多かったんです。
──お母さんもアイドル好き?
太田 モーニング娘。さんの直撃世代ですから。私も一緒になってよく観ていました。その流れで、2016年にハロプロ研修生北海道を受けたんです。HTB(北海道テレビ)さんの『イチモニ!』でオーディションのことを知って、お母さんが応募しました。
──まだ太田さんが小さかったから、代理でお母さんが手続きしたということですか?
太田 いや、全然違います。お母さんが私に黙って勝手に出したんですよ。あとから「こういうの、出しておいたんだけどさ。大丈夫?」って聞かれたから、「うん、大丈夫」って答えましたけど。
──自分の意志じゃなかったと?
太田 でも私もモーニング娘。さんやハロー!プロジェクトが好きだったから、「勝手なことをしないで!」という感じでもなかったです。「ありがとうね」って思いました。