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UPDATE|2019/04/30

1人じゃないから 異色の新人アイドル金澤有希「それでも私がアイドルを続ける理由」(後編)

SUPER☆GiRLS 金澤有希 撮影/河野陽太


──話を伺っていると、金澤さんって自分を客観視できるタイプな気がするんです。年齢は25歳。経験豊富でGEMではリーダーまで務めたにもかかわらず、スパガの新人メンバーとして高校生に混じって再デビューする。世の中から、やいのやいの言われることも想定していましたよね。

金澤 もちろんです。iDOL Streetに入ったとき以上に叩かれるのは目に見えていましたから。でも覚悟はしていたものの、落ち込みましたね(笑)。「なにもそこまで言うことないじゃん」ってことを書かれるんです。年齢のことはもちろんだけど、「なんだよ、こいつ。どこでもいいのかよ」とか「スパガにいらない」とか。私だって軽い気持ちで決めたわけじゃないし、悩みに悩んだ末のオーディションだったのに……。ネットの中には私自身を否定するような書き込みもあって、それはかなり落ち込みました。

──バッシングされることで、逆に燃えるとかは?

金澤 それもありました。私、負けず嫌いなのかな? なので自分の人生まで全否定されなきゃいけないのかって……。そう考えると頑張るしかないです。頑張って見返してやろうって思います。スパガなら自分のアイドル人生、最後の部分を懸けられるだろうから。

──今までの歩みを見ていたら、もう一度他のグループに移籍することもあり得るような気もしますが……(笑)。

金澤 それ、よく言われるんです(笑)。本当に最後のつもりでいます。だから、ひとつひとつ丁寧に活動していきたいです。

──現在は25歳。5月1日で26歳になります。ご自身の年齢のことは、どうお考えですか? 女性アイドルは若いほうが有利という声がある一方、最近は30歳近くまで活動するケースも増えています。

金澤 たしかに25歳で新メンバーっていうのは異色ですけど、単なる25歳じゃないぞっていう気持ちはあるんです。小学生のときからアイドルをやってきて、他の高校生メンバーよりも確実に経験は積んでいるわけですから。間違いなく周りを助けなくちゃいけない立場なんですよ。自分も若手だった頃は、お姉さんメンバーに頼りっきりでしたしね。

──地元・苫小牧のお友達は、結婚している方も多いのでは?

金澤 そうなんですよ! 苫小牧の仲良しグループがあるんですけど、そこでは私だけが結婚していないんです。みんなは2人目の出産を迎えるような時期なのに、私だけがミニスカートで歌っているという(笑)。地元に戻っても、家庭を持つと集まることが難しくなるんです。「小さい子供がいるから、外出はちょっと……」みたいな話になりますし。会ったとしても、会話が私の理解できない領域で進むんです。「最近、旦那が~」とか「子供の保育園が~」とか。そういう話を聞いていると、いいなとは思います。そして自分は人とは違うんだなとも感じますね。

AUTHOR

小野田 衛


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