──城さんが太田さんに救われたことは何かありますか?
太田 救われてろ(笑)。
城 めっちゃ救われてんで。私もゆーりには何でも話せるんです。特にゆーりは中間に立てる人間なので、私とほかのメンバーの意見が食い違ったりしても、中立の立場から意見を言ってくれるので助かるなあって思います。どちらか一方の味方をするんじゃなくて。いいやつだなあって思います。
──生誕祭のお手紙ではまた太田さんが、“ほかのメンバーが、城さん優しいって言うのを聞くとうれしくなります”と言っていました。2人の距離感らしい話ですね。
太田 ジョーはメンバーから本当に愛されているんです。この前もあるイベントのリハーサルのときにジョーがいなくて、(谷川)愛梨とうーか(加藤夕夏)と(渋谷)凪咲が“ジョー、おらへんのか?”って言っていて。本番でも絶対、ジョーにいて欲しかったなーって言うと思うんですよね。
──今後も喪失感を感じる場面が多くなりそうですか?
太田 どうなんですかね。これまでは同じグループにいるから共感できることがあったと思うんですけど、逆にメンバーじゃなくなって違う人生になったからこそ、もっと客観的に意見できることもあると思うんです。1月の組閣でチームが離れてからは、メンバー感があまりないというか、いい意味で友達っぽい感じに移行していってるので、このまま本当に友達になってくんだろうなって思います。
──城さんが卒業してから、2人でやってみたいことなどありますか?
城 ご飯は週イチで行きたい。
太田 「しゃぶしゃぶ温野菜」に2人でめっちゃ行くんですよ~。ご飯に行くときは、ほとんど「温野菜」。デザートには絶対に温野菜アイスを頼むのが定番で(笑)。
城 ……ゆーりとはずっと仲がいいと思います(しんみり)。
太田 私もグループに入って、こんなにいい友達ができるとは思っていなかったです。やっぱりみんなライバルというか、どこか普通の友達関係とは違うというか。それが悪いことではないと思うし、だからこそ、ステージ上で競い合えるんだと思いますし。でもこういう友達的な存在もありなんだなって、ジョーのおかげで気づきました。
城 私って、こんなに人に心を開けるんやって気づかせてくれましたね、ゆーりが。あまり人のすべてを信じきるタイプではないので、自分のこともそれほど話してこなかったですし、しゃべりたいなあって思うのは、やっぱりゆーりなんですよね。8年間活動してきて、そういう存在ができたことはよかったなあって思いますね。
太田 長い時間かかったね。