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UPDATE|2023/01/18

風吹ケイ、芸能界と無縁の会社員が“地上最強グラドル”になった理由「きっかけはコロナ禍」

風吹ケイ 撮影/荻原大志

成功までの速度はグラビアアイドルの中でNo.1といっても過言ではない風吹ケイ。2022年2月にDVD『降臨』でデビューを果たすと、105センチのバストと底知れぬポテンシャルで瞬く間に人気グラドルの仲間入り。三段飛ばしで成功の階段を駆け上る美女は、いかにしてグラビアアイドルになったのか。その軌跡に迫った。

【写真】熟しているのにフレッシュ、風吹ケイ撮りおろしカット【15点】

グラビアでは“迫力”の2文字が似合う風吹だが、周囲に圧迫感は与えない。むしろ細々とした気遣いを見せ、柔らかい印象を与える。まさに大人の女性で、地に足がついている。

「今も変わらずなんですけど、子供の頃からずっと真面目ちゃんでした。勉強が嫌いじゃなかったというのもありますし、勉強って成績なりテストの点数なり、ちゃんと数字で返ってくるじゃないですか。そうやって目に見えて結果が分かるのが好きだったんです」

真面目に取り組んでいたのは勉強だけではない。吹奏楽部で部長を務めたほか、生徒会にも入っていたという。風吹は「内申点を上げようと思っていたので……」と笑いながら答えた。

グラビアアイドルの中には幼少期から芸能界に憧れ、オーディションを繰り返し受けるという人が少なくない。だが、真面目だったという風吹は「オーディションとかを受けたこともなく、外語系の専門学校に通っていました」と、もともとは芸能界に興味はなかったという。

ただ憧れていた芸能人はいた。今でも目標に掲げる小池栄子だ。

「17、18歳ぐらい、地元の大阪でアルバイトしていたときに『小池栄子に似とんな』って言われたことが何回かあったんですよ。それがうれしくて。当時、小池栄子さんといったら女優という印象だったんですけど、調べてみたらグラビアもやられていたと知り、グラビア自体に興味を持ちました。ただ別に芸能界に入りたいとか、実際に自分がやりたいとかは特に考えてはなかったです」

その後、風吹は大阪から上京。目標だった仕事に就き、会社員として働き始めた。芸能界とは無縁だった彼女の運命を変えたのは新型コロナウイルスだった。

「新型コロナウイルスの影響で、働いていた会社の仕事がガクンと減って。それで日払いのウエディングドレスモデルのお仕事とかをしていたんですよ。あるときそこを主催するモデル事務所の方に声を掛けられ、お話をする中で『グラビアに興味がある』と伝えたことがきっかけで、今に至ります」

通常のグラビアアイドルなら、事務所に所属した後、撮影会などを経てDVDをリリースするというのが一般的な流れだが、風吹の場合、グラビアアイドルとしての初仕事がいきなりDVDの撮影だった。

CREDIT

取材・文/徳重龍徳 撮影/荻原大志


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