──2015~2016年にかけては、武道館公演開催に向けて、225公演(「LIVE MISSION 220」ツアー+追加5公演の計225公演)を完遂しました。
宮崎 そのときはほぼ毎日ずっと一緒にいたので、みんなのいいところも悪いところも見えるようになりました。お互いに認め合えたり、助け合えるようになったのはこのツアーがあったからですね。
植村 この頃はリハーサルよりも本番が多かったから、やっていくうちに気付くことが多かったよね。
金澤 うん。メンバーの変化も間近で感じるしね。例えば、ダンスのフリーの部分って、ある程度みんなの動きが予想できるんですけど、それをいい意味で裏切られたときに焦りを感じて、自分もやらなくちゃって思ったりするんですよ。
──それが、実力派グループと言われる今に繋がっていくんですね。
金澤 私、実力派って言っていただくのが実はちょっと恥ずかしくて。というのも、自分はグループの足を引っ張っていると思うんです。だから、そう言っていただけることに、罪悪感みたいなのがずっとあって……。みんなに比べて、研修生の歴も短くて基礎ができてない自覚があったので加入後、実はこっそり個人レッスンを増やしてもらっていました(笑)。
──金澤さんはデビュー当初から堂 々としたパフォーマンスをされているので意外です。
金澤 いやいや、一番プレッシャーに弱いと思います。よく間違えるし(笑)。
植村 確かに、本番前に一番プレッシャーを感じてそうだなって思うのは朋子かな。でも、間違え度合でいうと、大胆に間違えるりんちゃんが目立つから(笑)。
宮崎 りんちゃんは本当に大きくやらかすタイプ(笑)。でも、あれがまた味だよね。