──そして去年12月に宮崎さんが卒業を発表しましたが、それを聞いたときのお2人の心境は?
金澤 それが、突然じゃなくて、じわじわと聞いていたんですよ。
植村 うん、いきなりではなかった。
宮崎 私が秘密にできないタイプなので(笑)、メンバーには思っていることを何でも言っちゃうんです。だから、驚きって感じではなかったのかな。
金澤 心構えはちょっとできていたかも。でも、それまでは「いつくらいがいいかな?」って、妄想トークみたいな感じだったんです。だから冗談っぽく返していたんですけど、この日に卒業が決まりましたって聞いたときはドキッとしました。……もう、あとちょっとなんですよね。
──リーダーがいなくなるっていう部分でも大きいですか?
金澤 そりゃあ、大きいですよ~!
植村 でもそこは朋子がさ。
金澤 え? 何を言ってるの(笑)?
植村 由加がいなくなったら、きっと1つずつ役割がズレるじゃない? だからサブリーダーの朋子がこれからは頑張るのかなって。
金澤 まあ、焦りますよね。由加ちゃんが毎回ライブのたびに会場名を言ってくれているのも、「それ私が言うのかな、間違えたらやばいな」ってプレッシャーを感じたり、任せっきりになっていたことに反省したり。こういう取材でも、最後に一言ってときは大体由加ちゃんが言ってくれるんですけど、「これからは誰が話すんだろう?」って。やっぱりうえむー?
植村 なわけあるかい(笑)!
宮崎 日ごとに決めておいたらいいんじゃない? 今日はうえむーが担当だからねって。
植村 やだやだやだ(笑)! もう取材の日こない!
──それは困ります(笑)。リーダーならではの仕事ってあるんですか?
宮崎 大人の方に意見を言うときは、代表者として私のことが多いですね。曲の流れだったり、ステージでの魅せ方とか、実際にステージに立っているからこそ分かる感覚があるんですよ。
植村 でも、由加がいなくなったあとは私がやりたいと思います!
金澤 大丈夫かなあ(笑)。