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UPDATE|2019/05/31

高柳明音、斉藤真木子も号泣 SKE48内山命 卒業公演詳細レポート[画像17点]

内山命卒業公演より (C)SKE

SKE48の内山命が30日(木)名古屋・栄のSKE48劇場で卒業公演を開催した。


今年3月29日に、同期の高柳明音、斉藤真木子と3人で開催した二期生10周年記念公演内で、SKE48からの卒業を発表していた内山命。30日(木)に開催された チームKII「最終ベルが鳴る」公演でグループを卒業した。

overtureが流れ始めるやいなや、会場は内山命のメンバーカラーのオレンジと黄色の光の海となる。『マンモス』から『偉い人になりたくない』まで4曲を続けて披露し、大場美奈の音頭で「みなさん、こんばんはー! SKE48 チームKIIです!」と声をそろえて挨拶する場で、チームEから参加していた斉藤真木子がつい「チームEです!」と言ってしまい、会場からもメンバーからも大ブーイングが。

改めて挨拶し直し内山命が自己紹介すると、「命」のうちわで埋め尽くされた客席からは一際大きな声援が。他のメンバーの自己紹介にもそれぞれ大きな声援を送り、この日の公演を1秒残さず盛り上げたいという気合が感じられた。

ユニット曲のコーナー、まずは内山命、竹内彩姫、上村亜柚香、井田玲音名がクールに『リターンマッチ』を披露。『17人姉妹の歌』では青木詩織、大場美奈、斉藤真木子がコミカルなパフォーマンスを繰り広げ、斉藤はさみしがりやで内山が泊まりに来るといつも一緒にお風呂に入ることや、青木は内山にお酒の飲み方を教えてもらって、オーディション時から10kgも太ってしまったなど、秘蔵エピソードも飛び出す。

『Stand up!』『Coolgirl』『回遊魚のキャパシティ』では「命―!」の大声援の中、メンバー全員で圧巻のパフォーマンスを披露。続く「ココが好きだよ、命ちゃーん!」のコーナーでは白井が転びそうになった時、内山に肩を貸してもらった話、アイスが好きな中野に内山がアイスやイニシャル入りスプーンをプレゼントしてくれた話など、メンバーそれぞれが内山大好きエピソードを語った。

倉島杏実は、自分の周りの後輩メンバーの多くが内山のファンで、携帯で内山の写真を見せてきたり「可愛い!」と遠くから見ているなど、内山が後輩から慕われている一面を語った。「この際だから言わせてもらいますけど」のコーナーでは後輩メンバーから内山の様々なエピソードが暴露され、会場は笑いの渦に。最後は『会いに行こう』を笑顔で披露し、本編を締めた。

アンコール、『シャムネコ』『メロスの道』の後、大場美奈から「みこってぃ(内山)の姿をこれからも胸にしっかりと焼きつけながら頑張っていきたい」と全員で『支え』を心を込めて歌う。続いて内山と江籠が2人で『友達じゃないか?』を披露。昨年の総選挙で内山、江籠ともに初ランクインし、ネクストガールズとして参加した楽曲。MVでは男性役だった江籠だが、この日は内山のリクエストで可愛らしいワンピースの衣装で登場した。曲の終盤には上村亜柚香、倉島杏実と、研究生の赤堀君江、田辺美月もバックに加わりステージに華をそえた。

江籠、大場、高柳、古畑、荒井が昨年の総選挙で内山が呼ばれた瞬間、自分のことの次に1番感動して、周りがみんな立ち上がって内山本人が見えなくなってしまったと語り、内山は改めて応援してれたファンへの感謝を語った。続いて青木、内山、日高、斉藤で『ぼっちでスキップ』を披露。この曲はSKE48 22ndシングル収録曲で、内山が初めてセンターを務めた楽曲。思い出深いステージが続く。

オーディション時の映像から始まる10年間のアイドル人生を振り返る映像の後、「みこってぃー!」の掛け声で、黒のドレス姿で登場した内山命。

同期生の高柳明音が手紙を読む。同期で近くにいながら、少し距離感があったことなどを率直に言葉にし、2期生10周年プロジェクトが始まり内山の卒業が決まってから内山・斉藤・高柳の3人での行動が多くなり、とても楽しい時間を過ごせたと涙ながらに語る。

次に内山と同じ三重県出身で、ラジオ番組で共演する井田玲音名が3時までかかったという手紙を泣きじゃくりながら朗読。いつも井田を励ましてくれる内山に憧れて真似していると語り、感謝の言葉を述べた。

続いて同期で仲の良い斉藤真木子。手紙を読もうとするも、涙で言葉が出せず客席からは応援の声援が。「これから先、歩んでいく未来でみこってぃの力にならせてください」と、まるでプロポーズのような言葉に自分でも苦笑しつつ、最後は涙まじりに「明日からもここで頑張っていく」とSKE48キャプテンとしての決意を語った。

最後は内山の手紙。小学校3年生から芸能活動を始め、SKE48に入ってからの10年間を振り返り、ファンへの感謝の気持ちを語った。

内山命がSKE48メンバーとして歌う最終曲は『羽豆岬』。加入後、最初に歌唱メンバーに選ばれた思い出深い曲を全員で披露し、「さよならは言いません」と笑顔で黄色のマイクをステージに置いた。

公演序盤に出演していた佐藤佳穂がアクシデントで途中退場したものの、急遽上村亜柚香と倉島杏実が参加してフォローするなど、後輩メンバーも大きな力を発揮した卒業公演となった。

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