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UPDATE|2019/08/01

見逃し厳禁! TIF2019、初出演グループから“熱すぎる”9組をピックアップ

TIF2019初出場、注目の9組


◆7 MELLOW MELLOW(メローメロー)「歌唱力とダンス力抜群、楽曲はどれも絶品」

SENA、MAMI、HINAによるトリオ。SENAとMAMIはそれぞれさんみゅ~でも活躍する新原聖生と野田真実。2017年冬に結成なのでグループとしては新人の範疇かもしれませんが、メンバーのキャリアで言えば2/3はベテランの域に達しているわけで、歌唱力とダンス力は言わずもがな。楽曲はどれも絶品。とりわけ、フィロソフィーのダンスでも辣腕をふるう宮野弦士が提供した『ガールズアワー』『マジックランデブー』『グレフル』『シュガシュガ』『アテンションガール』『Dear My Star』はどれもグルーヴィーで、これらがTIFのステージにどう映えるのかは楽しみです。


◆8 SKOOL GIRL BYE BYE(スクールガールバイバイ)「カルチャー色濃厚で音楽好きはハマる!?」

今年1月に活動を開始したばかりで、おそらくはナンバーガールのファーストアルバム『SCHOOL GIRL BYE BYE』から名前をつけた大胆不敵なグループ。曲名も『ザ・ワールドイズマイン』『ブレックファストクラブ』といった具合にカルチャー色濃厚。オルタナ~シューゲイズな楽曲群、激しい曲調に比してクセの強過ぎないヴォーカル(≒不自然にシャウトしたりせずアイドルらしさを保っている)の組み合わせは好きな人にはたまらないものがあると思います。ズバリ全曲おすすめですが、強いて挙げるとすれば、曲名からはまるで想像つかないという意味で斬新な『カントリーロード』。


◆9 クマリデパート「人気、実力を誇るがまさかのTIF初出場」

個人的には「え? 初出場だったんだ!」と驚いてしまうくらい意外でした。人気、実力で言えばとっくに出ているものかと……。Maison book girlでおなじみのサクライケンタがプロデュースをしているのですが、音楽的には変拍子やアヴァンギャルドな要素は少なく、清く正しく可愛らしいアイドル像を真っ直ぐに追求しています。メンバー変遷は紆余曲折あったものの現在は4人組で抜群の安定感を誇り、初のアルバム『ココデパ!』をリリースして波に乗っている時期。念願のTIF出場で並々ならぬ気合いも入っているようなので、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。



▽南波一海(なんば・かずみ)
音楽ライター、音楽レーベルPENGUIN DISC主宰。著書に『ハロプロ スッペシャ~ル』『ヒロインたちのうた』(ともに音楽出版社)など。
CREDIT

文/南波一海


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