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UPDATE|2019/06/15

プライベートは愛妻家の撮り鉄 国民民主党・前原誠司 元外相に聞く“あの決断”に後悔は?

左から前原誠司、井上咲楽 撮影/松山勇樹

「栃木県生まれの眉毛ガール」井上咲楽の政治家対談、今回のゲストは国土交通大臣や外務大臣など名だたる役職を歴任してきた前原誠司衆議院議員。取材前から優しそうな印象を抱いていたものの、実際の前原議員は想像以上の優しさでイノサクさんも驚愕。プライベートの面では、撮り鉄で愛妻家という素顔のエピソードが飛び出した。


井上 前原さんは政界きっての「撮り鉄」だという噂を聞いていたんですが、本当にすごいですね! 事務所の壁がSLの鉄道写真展みたいです! 特にこの写真、迫力があります。

前原 これはここにある中で、一番古い写真ですね。結婚する前、当選1年目で日本新党から新党さきがけに移るかどうかの頃だから、ちょうど25年前の函館本線。

井上 函館へは、このSLを撮るためだけに行ったんですか?

前原 もちろんです。このC62形蒸気機関車3号機が復活して走ると聞き、撮るために駆けつけました。

井上 なるほど~。撮り鉄界では当たり前の行動なんですね。

前原 隣の写真は磐越西線で、そこを走るC57を撮る場合は、鉄ちゃん仲間と日帰りが基本です。東京駅を7時発くらいの新幹線に乗って新潟まで行き、レンタカー借りてC57の往復の運行を追いかけて撮影。その後、新潟駅前の居酒屋で打ち上げをして、東京に帰ってくる、というのが1つのお決まりのパターンですね。

井上 ちなみに私は、地元が栃木県の益子町なんですが……。

前原 じゃあ真岡鉄道が有名ですね。

井上 ご存じなんですね! 実際に撮られたことは?

前原 C12という蒸気機関車が走っているんですけど、小型なんですよね。私は大きな機関車が好きなので、ごめんなさい(笑)。真岡鉄道は撮ったことないんですよ。

井上 前原さんにとっては好きなSLを撮るのが、最高のリフレッシュになるんですね。

前原 そうですね。特に1日がかりの撮影旅行は最高です。でも、去年は1回も行けなかったので、今年はなんとか……とスケジュールを睨んでいます(笑)。

井上 なかなか撮りに行けないとなると、日頃のストレスはどうやって発散しているんですか?

前原 夜、家に帰ってメールの処理などもろもろ終わった後、ネットで鉄道の情報を調べたり、次の旅行プランを練ったりという時間がリフレッシュになっているのかな。あとは、録画しておいたテレビを観るのも好きな時間ですね。


CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/松山勇樹


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