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UPDATE|2019/06/08

卒業から1カ月、元SKE48松村香織が読んだ『アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア』

元SKE48松村香織が読んだ『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)


菅なな子ちゃんは「もしSKE48に入らず普通の高校生として地道に勉強していたら、中だるみして名古屋大学に入ることはなかったですね」と語り、「アイドルの時に、私も自分自身の価値を人に見つけてもらって救われたので」と広告代理店を希望就職先に選びますが、私の場合もSKE48に入ったからこそ出会えた人もいるし巡り合ったこともたくさんあります。SKE48に入ってなかったら今の競馬のお仕事に出会えてなかったと思うので、本当にきっかけはどこにあるか分からないなって思います。

藤本美月ちゃんはもう一つの夢、保育士を目指してSKE48を卒業しますが、その時、スタッフさんが美月ちゃんの夢を理解し背中を押してくれます。私の場合、最初に卒業を考えた時、スタッフさんに「今じゃない」と言っていただき、考え直すきっかけになりました。卒業を考えた時、仲のいいメンバーやスタッフさんに相談することは多いと思います。相談された方は本人の意志を尊重することが多いですが、やはり本人の口から卒業の話を聞くのは悲しいですね。

もちろんこの3人以外にもアイドルとして活動していた期間にいろんな出会いや人間模様があって、アイドルの自分としての分岐点が見えた時に、だからグループからの卒業を決めたのか!と一人ひとりの決断に納得することが出来ました。だからこそそれぞれが次の舞台で今、輝けているのかと納得し、自分への刺激にもなりました。

私は今年の5月2日に29歳3ヶ月でSKE48を卒業しました。現役のアイドル時代、「卒業後は具体的にこうなりたい」とセカンドキャリアについて考えることはあまりありませんでした。ただ、ここ3年ぐらいはずっと卒業を意識していました。それはコンサートや普段の生活を通して後輩が育っていくのを感じて、ここでずっと甘い蜜を吸うのはアイドルとしてではなく、自分の成長につながらないのではないかと感じ始めたからです。その頃には怖い先輩もいなければ怒られることもなくなっていたからです。

卒業してから今、ちょうど1ヶ月経ちました。事務所には所属せずに一度、自分だけでチャレンジしてみようと思っていたので、今まではもらったこともなかった名刺を積極的にもらうことにしました。卒業したら必ず連絡しますと言って。

セカンドキャリア
菅ななこ(広告代理店社員 元SKE48)/藤本美月(保育士 元SKE48)

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