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UPDATE|2019/06/28

さくら学院 2019年度スタート記念「昨年度転入生の私たちも、すっかり学院生活に慣れたワケで」

左から野中ここな(のなか・ここな)中等部2年、野崎結愛(のざき・ゆめ)小等部6年、白鳥沙南(しらとり・さな)中等部2年


──では続いて、転入式の感想も訊いちゃいましょうか。

野崎 初めて在校生と一緒に出る転入式だったので、すごく緊張してアタフタしちゃったんですけど、(藤平)華乃ちゃんが「結愛は結愛らしくやったらイイよ!」って言ってくれたり、そよ(吉田爽葉香)ちゃんも「今まで練習したことを出して楽しめばイイよ♪」って励ましてくれたので、すっごく楽しめたし「転入生には負けないぞ!」って気持ちでできました。

──転入式での9人のライブパフォーマンスって、人数が少ない分、父兄さんたちの視線が多く集まるじゃないですか。いつもより緊張しました?

野崎 すごく緊張しました! 真彩ちゃんと麻鈴ちゃんとゆづみん(’18年度卒業生の麻生真彩・日高麻鈴[※高は「はしごだか」が正式表記]・新谷ゆづみ)が卒業してポッカリ空いちゃった穴を埋めなきゃって、(フォーメーションでも)前に出ることも多くなって大変でした。

白鳥 華乃ちゃんが1番緊張していたし、不安そうにしていたんですが、私はその次くらいに不安でいっぱいでした。「どうすれば先輩らしくなれるのかな?」っていっぱい考えて、ちょっとだけ先輩になったところを、父兄の皆さんに見せられるか心配だったんですが……。

──『School days』で指揮を務める後ろ姿に、父兄さんたちは成長を感じたんじゃないでしょうか。

白鳥 アレはレギュラー番組でも話しましたけど、ジャンケンで決まったんですよ。

野中 沙南が一人勝ちしたんだよね!

白鳥 そうなんです。職員室の先生から「やれる?」って聞かれたので、ちょっと考えてから「やれます!」って答えて。一度、決心したからにはもう「やり切るしかない!」って思ってはみたものの、ステージに出る時は本当に緊張しちゃって……でも顔を上げたらメンバーみんなの笑顔があったから、できたなって。

──それって指揮者である白鳥さんにしか見えない光景ですし、貴重な経験になったのでは。

野中 私も昨年度の転入式からの自分たちの成長を見せたいなって思っていたんですけど、本番前の場当たりでの変更点を、今年は私たち“さなっす”が書いていくことになって……。

──すごい成長じゃないですか!

野中 去年は中3がやっていたことを、今年は私たちがメンバーに伝えていく立場になったので、そこに力を注いでしまった分、頭が追いつかなくって……。でもダンスの先生から「ここなは先輩感を出すのもイイけど、自分の個性を活かしつつ転入生に自分の背中を見せていきな」って言われた時に、昨年度の麻鈴ちゃんの姿を思い出したんです。すごく先輩らしさもありながら、自分の個性を発揮してステージに立っていたなって! そんなこともあって、今年はシッカリ父兄さんたちに成長した部分を見てもらえたのかなって思っています。

──9人でのステージはどうでしたか?

野中 今年度は平均的に身長も小柄になった分、1人1人が大きく踊りながら穴を埋めなきゃいけないっていうのが課題でした。ですが本番では、みんなすごく楽しみながら、さらにレベルが上がったパフォーマンスをお見せできたなかなって。

──となると12人バージョンでは、さらにハイレベルに!

野中 そうですね。練習の時から転入生の3人がしっかりフリを覚えてきていて……。

白鳥 本当にできすぎていて、もう出木杉くん!

野中 なのでフリを固めるというよりも、表現のレベルをさらに高めるって感じで。

野崎 なんか去年とは全然違ったよね(汗)。

野中 うん。そうやって転入生も顔笑ってたから、本番でも自然な表情が出せたし、今年度は去年とは違う空気感で……なんだろう? 締め方がちょっと分からないけど……。

──結局、何を伝えたいかというと?

野中 良かったです(キッパリ)!
CREDIT

撮影/会田秀人 取材・文/TOMMY


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