根本 上映中、ねむさんが推しのぬいぐるみを膝の上に載せていたのが可愛くて、正直映画の内容は全く入ってこなかったです。その後も新宿の中村屋でカレーをおごってもらいました。あと、でんぱ組の加入が決まったとき、一緒に私のレッスン着を選びに行ったことがあります。アディダスに行って、タピオカ飲んで、プリクラを撮ったんですよ。ヤバー!
──まるで付き合い始めのカップルじゃないですか。根本 プリクラは、その日にねむさんと遊んだことをデータじゃなくて形に残したかったんです。しかもレッスン着のズボンをねむさんが買ってくれて、その優しさを見習いたいです!
──そんな憧れの人がいるでんぱ組に加入する話がきたときは、どう思いましたか。根本 まず信じられなかったです。メンバーのバランスみたいなものをファン目線で分かっていたので、私なんて入っていいのかなと。ただ、(最上)もがさんも卒業するし、何か自分にできることがあるなら、微力でも力になりたいなと思って加入を決心しました。
──同じグループのメンバーになって、ねむさんの印象は変わりましたか?根本 外側からしか見てなかったねむさんを内側から見ることで、今まで以上にすごい人だなと気付かされることが多かったです。あと、いろんな人から愛されていて、人とのつながりを大切にしていて。私もねむさんのように人のつながりを大切にして、人間らしく生きていきたいなと思いました。
──今でも、ねむさんに会うことはあるんですか。根本 お互いにお仕事が忙しいので、なかなか会うことはできないんですけど、連絡は取っていますし、イベントなどに来てくださることもあります。そういえば3月31日に表参道で私の生誕イベントをやらせていただいたんです。そしたら、ねむさんがディアステージが会場だと思って、私へのプレゼントを持ってディアステージに行っちゃったんですよ。そんなところも可愛い!
──根本さんは、ねむさんの担当色だったミントグリーンを継承することになりました。根本 ねむさんにとってミントグリーンは大事な色と知っていたので、それを私に任せようって思ってくれたことが光栄でしたね。もちろんプレッシャーもありますけど、ねむさんのオリジナルカラーに泥を塗らないように、ねむさんイズムを受け継ぎながらも、自分らしく頑張っていきたいですね。
▽『根本凪ファースト写真集 スピカ』撮影:西條彰仁
発行:小学館
定価:3000円+税